そめん 意味
- 【素面】
すがお。すめん。
- 【梳綿】
綿糸紡績の工程で,繊維をほぐして不純物を除去し,繊維を平行にそろえて篠綿(シノワタ)に作ること。
- 【粗面】
ざらざらした,あらい面。
- そめんがん 【粗面岩】 アルカリ岩に属する火山岩の一。灰白・淡緑あるいは淡紅色を呈し,ざらざらした感触がある。アルカリ長石の細長い小さな結晶が流れるように配列する石基中に,アルカリ長石・斜長石・黒雲母・角閃(カクセン)石・輝石などのいずれかが斑晶として含まれる。
- そめん-がん [2] 【粗面岩】 アルカリ岩に属する火山岩の一。灰白・淡緑あるいは淡紅色を呈し,ざらざらした感触がある。アルカリ長石の細長い小さな結晶が流れるように配列する石基中に,アルカリ長石・斜長石・黒雲母・角閃(カクセン)石・輝石などのいずれかが斑晶として含まれる。
- そめ 【染(め)】 (1)染めること。また,染めたもの。 「―に出す」「友禅―」 (2)染めた色。また,染めた色の具合。 「―のいい布地」「―が悪い」
- そめ-そめ 【染め染め】 (副) (多く「と」を伴って) (1) 墨跡の鮮やかなさま。墨くろぐろと。「五大力ぼさつと―と筆を動かせける/浮世草子・永代蔵 1」 (2) しみじみと情をこめて。「嘲りし事のくやしく,―と返事をして/浮世草子・五人女 3」
- そめそめ 【染め染め】 (多く「と」を伴って) (1)墨跡の鮮やかなさま。墨くろぐろと。 「五大力ぼさつと―と筆を動かせける/浮世草子・永代蔵 1」 (2)しみじみと情をこめて。 「嘲りし事のくやしく,―と返事をして/浮世草子・五人女 3」
- いそめ 【磯蚯蚓】 多毛綱遊在目イソメ科の環形動物の総称。一般に体に比べて頭が小さい。体は多数の体節からなり,各体節の両側にいぼ足の生えたミミズ形。アカムシ・イワムシ・スゴカイ・オニイソメなどを含む。多くは沿岸性。定期的に泳ぎ出して生殖活動をすることで有名で,これをパロロという。釣り餌(エ)とする。
- おそめ 【お染】 歌舞伎舞踊。清元。本名題「道行浮塒鴎(ミチユキウキネノトモドリ)」。四世鶴屋(ツルヤ)南北作詞。1825年江戸中村座初演。お染久松の舞台を江戸にうつしかえたもの。 ; 【遅め】 (1)きまった時間よりも少し遅い・こと(さま)。 「―の昼食をとる」 (2)速度が普通より少し遅い・こと(さま)。 「―のペース」 ⇔早め
- かり-そめ [0] 【仮初め・苟且】 (名・形動) [文] ナリ (1) その場限りである・こと(さま)。一時。「―の縁(エニシ)」「―の恋」 (2) さして重大でないこと。ふとしたこと。また,そのさま。「―の病」「奥羽長途の行脚只―に思ひたちて/奥の細道」 (3) 軽々しい・こと(さま)。おろそか。ゆるがせ。「―にする」「ああ,―な事も致さう事でおりない/狂言・瓜盗人」
- そめい 【染井】 東京都豊島区巣鴨・駒込あたりの旧地名。江戸時代は植木屋が多かった。都営の染井霊園がある。 ; 【疎明・疏明】 (1)いいわけ。釈明。 (2)訴訟法上,当事者が確からしいという推測を裁判官に生じさせること。または,これに基づいて裁判官が一応の推測を得た状態。
- そめき 【染(め)木】 (1)染料をとるための木や草。染め草。 「―が汁に染(シ)め衣をまつぶさに取り装ひ/古事記(上)」 (2)「錦木(ニシキギ){(2)}」に同じ。
- そめこ 【染(め)戸】 律令制で,大蔵省織部司(オリベノツカサ)に属した品部(シナベ)。染色・織物の仕事に携わった。 ; 【染(め)粉】 染料の粉。粉末の染料。
- そめし 【染(め)師】 (1)染め物師。紺屋(コウヤ)。 (2)律令制で,宮内省の内染司(ナイセンシ)の職員。染め物の仕事に携わった。
- そめじ 【染(め)地】 染めるための生地。
- そめは 【染(め)羽】 〔「そめば」とも〕 染めてある矢羽。多くはワシの白羽を染めたものをいう。 ; 【染(め)葉】 霜などのために色づいた木の葉。 「雨露の―のかんばしく/浄瑠璃・聖徳太子」
- そめや 【染(め)屋】 「染め物屋」に同じ。
例文
- 梳綿(そめん)とは、繊維関連の用語で、採取した繊維を櫛で均して、繊維方向が揃った綿状の塊にする作業である。
- 粗面岩(そめんがん、trachyte、トラカイト)は、優白質であるが石英をほとんど含まず、アルカリ長石を主成分とする火山岩。
- 粗面小胞体(そめんしょうほうたい、英:rough-surfaced endoplasmic reticulum)とはリボソームが付着している小胞体の総称。
- 以前は、流理構造の見られないものを「石英粗面岩(せきえいそめんがん、liparite)」と呼んでいたが、現在では流紋岩に統一され、石英粗面岩の名称は用いられない。