たじたじ 意味
- (1)相手の気勢や力に圧倒されて後ずさりするさま。ひるんでしりごみするさま。
「大の男も―となる」「―の体(テイ)」
(2)足もとが定まらずよろよろとするさま。
「突れて孝助―と石へ躓(ツマヅ)き尻もちをつく/怪談牡丹灯籠(円朝)」
- したじた 【下下】 ※一※ (名) (1)上(カミ)に対して一般の人。身分の低い人々。下方(シタカタ)。しもじも。 「―の難儀」 (2)部下の者ども。配下。 「世間へ沙汰することなかれと,―の口を閉ぢて/浮世草子・永代蔵 1」 ※二※ (副) へりくだるさま。 「何所までも悪丁寧に―と出て/南小泉村(青果)」
- たじたたん 【多事多端】 (1)仕事が多く,多忙なこと。 (2)出来事が多く,安らかでないこと。
- たじたなん 【多事多難】 多くの事件や困難があること。
- たじ 【他事】 その人には関係のない事。よそごと。 ――ながら あなたには関係ないことですが。手紙で,自分のことを述べるときに用いる。 「―御安心ください」 ; 【他時】 (1)いつか別の時。 (2)前の時。往時。以前。
- たじ-たじ タヂタヂ [0] [1] (副) (1) 相手の気勢や力に圧倒されて後ずさりするさま。ひるんでしりごみするさま。「大の男も―となる」「―の体(テイ)」 (2) 足もとが定まらずよろよろとするさま。「突れて孝助―と石へ躓(ツマヅ)き尻もちをつく/怪談牡丹灯籠(円朝)」
- かたじ 【片字】 (1)名前の字の一字。かたな。 「先輩高名の女郎の―をとり/評判記・色道大鏡」 (2)書道で,字画の一部を略した書体。 ; 【堅地】 (1)漆器の一種。漆器の木地に漆を塗った麻布を張り,さらに上漆をかけて仕上げた上質のもの。 →糊地(ノリジ) (2)材料や下地がしっかりしていること。 「―の長持/浄瑠璃・卯月の潤色(下)」 (3)きまじめなこと。 「―に気をつく
- したじ 【下地】 (1)物事が成立する土台となっているもの。物事の基礎。 「―があるから上達も早い」「―ができていたとみえてすぐ酔いつぶれた」「其間に勉強して他(ホカ)の方面へ出る―を作らう/破戒(藤村)」 (2)加工・仕上げなどをする土台。特に,壁下地・塗り下地。 (3)生まれつきもっているもの。資質。天性。 「賢き―無くして,俄に菩薩になり難かるべし/沙石 3」 (4)〔吸い物の土台の
- たじつ 【他日】 (1)いつか別の日。後日。 「―の再会を誓う」 (2)過ぎ去った日。 「ふたたび武江の東,三またの秋を悲しび,黄菊―の涙をそそく/芭蕉を移す詞」 ; 【多日】 多くの日数。長い月日。 「―の経営を空しうして片時(ヘンシ)の灰燼と成り果てぬ/平家 7」
- たじま 【但馬】 旧国名の一。兵庫県北部に相当。但州(タンシユウ)。
- たじみ 【多治見】 岐阜県南部,土岐(トキ)川沿いの市。蛙目(ガエロメ)・木節(キブシ)など良質の陶土を産し,窯業が盛ん。 ; 【多治見】 姓氏の一。
- たじ・れる [3] (動ラ下一) いらいらして,理性をなくす。「逆上(ノボ)せて居るぜ,―・れて居るなあ/真景累ヶ淵(円朝)」
- いたじい 【いた椎】 スダジイの別名。
- いたじき 【板敷】 板を張った床。板の間や縁。板畳。
- いたじきり 【板仕切り】 板で作った間仕切り。
- いたじとみ 【板蔀】 格子をつけず,板だけで作った蔀。
例文
- 他の人は見ると、たじたじになる
- やたらと積極的なナオに、ややたじたじ気味のシンタ。
- 」とメンバーらに聞き、みんなたじたじになっていた。
- 千秋に思いを寄せるが、巴からの熱いアプローチにたじたじ。
- 大川にたじたじ。
- 態度は誰に対しても高飛車、そして屈強な男もたじたじの体力を誇る。
- 姉妹のボケ・ツッコミにたじたじとなり、舞台では殆ど喋らせて貰えぬ役回り。
- 本人もこの番組が好きで大変喜んでいたが、ハリガネロックと息が合わずたじたじだった。
- レギュラーの八嶋智人が自身の楽屋の電話で謎の女性、アリスにたじたじとなりながら会話をする。
- ^ アニメ人気も、株価急落にブリットニーたじたじ!?、マイコミジャーナル、2002年8月5日。