たま 意味
- 【多摩】
東京都南部,多摩川中流域の市。近年,多摩丘陵が開発され,住宅地化が進み人口が急増。
- 【魂・霊・魄】
〔「たま(玉)」と同源か〕
たましい。霊魂。万物にやどり,また遊離しやすい存在と意識され,「木魂(コダマ)」「言魂(コトダマ)」「船魂(フナダマ)」「和魂(ニキタマ)」「荒御魂(アラミタマ)」など多く複合した形で用いられるとともに,「魂祭(タママツ)り」「魂送り」「鎮魂(タマシズメ)」「御魂振(ミタマフ)り」などの行事や呪術を表す語形をも生じた。
「空蝉のからは木ごとにとどむれど―のゆくへをみぬぞかなしき/古今(物名)」
――合・う
魂がひとつに結ばれる。心が通じ合う。
「―・へば相寝るものを/万葉 3000」
――祭・る
魂まつりをする。
「亡き人のくる夜とて―・るわざは/徒然 19」
- 【偶・適】
めったにない・こと(さま)。まれ。
「―の機会」「―に会う」「―には帰っておいで」
- たま-たま [0] 【偶・偶偶・適】 (副) (1) 偶然。ちょうどその時。「―来合わせていた」「―目撃者となる」 (2) まれに。時おり。「―しか会えぬ」「―の逢瀬」
- たまたま 【偶・偶偶・適】 (1)偶然。ちょうどその時。 「―来合わせていた」「―目撃者となる」 (2)まれに。時おり。 「―しか会えぬ」「―の逢瀬」
- あし-たま 【足玉】 足の飾りに付ける玉。「―も手玉もゆらに織る服(ハタ)を/万葉 2065」
- あたま 【頭】 (1)(ア)人や動物の首から上の部分。脳や顔のある部分。かしら。こうべ。 「―のてっぺんから爪先まで」「―をふる」(イ)顔より上の部分。脳天。「―が割れるように痛い」(ウ)顋門(ヒヨメキ)の古名。[和名抄](エ)頭の毛。頭髪。また,髪の形。「―を刈る」「妙な―をしている」 (2)思考力。考え。 「―が悪い」「―に入れておく」「―を使いすぎる」 (3)ものの考え方。 「―を切
- あぶ-たま [0] 【油玉】 千切りにした油揚げと煎り玉子を濃い味に煮たもの。
- あら-たま [0] 【新玉・粗玉・荒玉・璞】 掘り出したままで磨いていない玉。
- いく-たま 【生玉】 持つ人を長生きさせるという玉。 (「玉」は「魂」に通じるところから,魂を祝っていう語とも)
- いたま 【板間】 (1)板敷の部屋。板の間。 (2)板葺(ブ)きの屋根の,板と板とのすき間。 「ふるき軒の―よりもる月影ぞくまもなき/平家 3」
- いな-たま 【稲魂】 (稲に宿っている穀霊をはらますと信じられていたところから) 稲妻。いなびかり。 [名義抄]
- うば-たま [0] 【烏羽玉】 (1) ヒオウギの種子。黒色で丸い。ぬばたま。 (2) 求肥(ギユウヒ)に餡(アン)を包んで白砂糖をまぶした餅菓子。 (3) アメリカ合衆国南西部からメキシコにかけて分布する球形のサボテン。メスカリンを含む種がある。
- おく-たま 【奥多摩】 東京都北西部,多摩川上流域の呼称。また,西多摩郡の町名。大半が秩父多摩国立公園に属し,山岳・渓谷・鍾乳洞など探勝地が多い。
- おたま 【御玉】 (1)「御玉杓子(オタマジヤクシ){(1)}」の略。 (2)〔もと近世女性語〕 鶏卵。
- お-たま [2] 【御玉】 (1) 「御玉杓子(オタマジヤクシ){ (1) }」の略。 (2) (もと近世女性語) 鶏卵。
- かき-たま [0] 【掻き卵・掻き玉】 薄く葛(クズ)を引いただし汁に割りほぐした卵汁を掻き回しながら流し入れた吸い物。かきたま汁。
- かたま 【堅間】 竹で目を細かく編んだ籠(カゴ)。勝間(カツマ)。筐(カタミ)。 「無目(マナシ)―を以て浮木に為(ツク)り/日本書紀(神代下訓)」
例文
- この美術館は5年間も閉鎖されたままだ。
- それはとても心あたたまる映画だと思う。
- たまには何もかも忘れてのんびりしたい。
- 絶対トイレの蓋を開けたままにするなよ。
- トムはそのリンゴがほしくてたまらない。
- 新聞をポーチに投げて置いてくれたまえ。
- エンジンをかけたままにしておきなさい。
- 誰がドアを開いたままにしておいたんだ?
- 口に物入れたまましゃべるんじゃないよ!
- オーストラリアに行きたくてたまらない。