ちとつ 意味
読み方:
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- 【馳突】
勢いよく突進すること。
「騎射―の兵ども三千余騎にてひかへたり/太平記 39」
- ちと 【些と】 (1)少し。いささか。 「―まずいことになった」 (2)少しの間。ちょっと。 「―お寄りなさい」 ; 【雉兎】 (1)キジとウサギ。 (2)キジやウサギを捕らえる人。猟師。 「―芻蕘(スウジヨウ)」 →雉兎の者
- とつ 【凸】 (1)盛りあがった状態であること。 「―レンズ」 ⇔凹(オウ) (2)〔数〕 凸集合・凸関数であること。 ; 【咄】 (1)舌打ちの音やしかる声を表す語。ちょっ。 「―,この乾屎橛(カンシケツ)/草枕(漱石)」 (2)呼びかける語。 (3)驚きあやしむ語。さてさて。
- うちと 【内外】 (1)内と外。 「―に侍(サブライ)あり/平家 8」 (2)「内外の宮」の略。 「かたそぎの千木は―に変れども誓ひはおなじいせの神風/風雅(神祇)」 (3)その程度の数量であることを示す。ないがい。 「三町が―の物ははづさずつよう射けり/平家 11」 (4)〔内教と外教(ゲキヨウ)の意〕 仏教と儒教。
- こちと 【此方人】 〔「こちひと」の転。近世語〕 一人称。単数・複数いずれにも用いる。私。私ども。われわれ。 「身にかからぬ―さへ煙たうてたまられぬ/浄瑠璃・嫗山姥」
- ちとう 【池塘】 (1)池のつつみ。 「―の草の露にしほれたるも/太平記 37」 (2)泥炭地の中にある小湖沼。 ――春草(シユンソウ)の夢 〔朱熹「偶成」〕 青春時代の楽しみ。若い時のはかない夢。 ; 【池頭】 池のほとり。池の端。池畔。
- ちとく 【地徳】 地に備わった徳。地のめぐみ。 ; 【知得】 知りうること。知ること。 「其の言の妄誕(モウタン)なるを―する/緑簑談(南翠)」 ; 【知徳・智徳】 (1)知識と道徳。学識と人格。 「―合一」 (2)〔仏〕(ア)三徳の一。何ものにも妨げられない,すべてを知る仏の力。 →三徳(2)(イ) (イ)智慧(チエ)と徳。また,それをそなえた僧。
- ちとせ 【千歳】 北海道西部,札幌市の南東にある市。新千歳空港は北海道の空の玄関口。食品工業などが立地。 ; 【千歳】 千年。また,長い年月。
- ちと-かん ―クワン 【些勧】 (連語) (「ちと」は少しの意,「勧」は勧進の略) 熊野比丘尼(ビクニ)が勧進のために喜捨を乞うときにいう語。「―,観ずれば夢の世や/浄瑠璃・五十年忌(下)」
- とつとつ 【訥訥・吶吶】 口ごもりつつ話すさま。言葉をとぎれとぎれに言うさま。 「―と語る」「―たる口調」 ; 【咄咄】 ※一※ (副) (1)舌うちをするさま。 「之を讃美せざるは,―日本人の本色にあらず/日本風景論(重昂)」 (2)怒ったり,おどろいたりするさま。 「―,何等の物乎(モノカ),と先づ驚かさるる異形の屏風巌/金色夜叉(紅葉)」 ※二※ (形動タリ) 驚いて嘆声を
- えん-とつ [0] 【煙突・烟突】 (1) 煙を外部に排出するためにつくられた筒型の装置。 (2) タクシー運転手の隠語。空車表示のまま客を乗せて,料金をごまかす不正行為をいう。
- おう-とつ アフ― [0] 【凹凸】 物の表面が平らでないこと。でっぱりとへこみ。でこぼこ。「表面に―がある」
- さとつ 【嗩吶】 ⇒さない(嗩吶)
- さ-とつ [0] 【嗩吶】 さない
- しとつ 【刺突】 つきさすこと。 「漁師と共に,河魚を―し/西国立志編(正直)」「銃剣で―する」 ; 【緇衲】 〔黒い衣の意〕 (1)僧衣。ころも。緇衣。 (2)僧侶の異名。緇徒。
- し-とつ [0] 【緇衲】 (黒い衣の意) (1) 僧衣。ころも。緇衣。 (2) 僧侶の異名。緇徒。