つきなかば 意味
- つき-なかば [3] [5] 【月半ば】 一か月のなかば。中旬。月なか。
- なかば-の-つき 【半ばの月】 (1) 半月(ハンゲツ)。「涙ゆゑ―はかくるとも/太平記 3」 (2) 陰暦一五日の月。十五夜。特に中秋の名月。「あまりに堪へぬ―,あら面白の折からやな/謡曲・雨月」 (3) (腹板の穴を半月ということから) 琵琶(ビワ)の異名。「かきくもる涙も悲し今更に―は袖にやどさじ/新後撰(雑下)」
- つきなか 【月中】 つきなかば。
- なかばのつき 【半ばの月】 (1)半月(ハンゲツ)。 「涙ゆゑ―はかくるとも/太平記 3」 (2)陰暦一五日の月。十五夜。特に中秋の名月。 「あまりに堪へぬ―,あら面白の折からやな/謡曲・雨月」 (3)〔腹板の穴を半月ということから〕 琵琶(ビワ)の異名。 「かきくもる涙も悲し今更に―は袖にやどさじ/新後撰(雑下)」
- なかば 【半ば】 ※一※ (名) (1)全体を二つに分けた一方。半分。 「月の―は旅に出ている」 (2)一定の時間・行程などの半分の所。ほぼ中間のあたり。 「道の―で倒れる」「三十代―の男」 (3)物事が行われている最中(サイチユウ)。 「宴の―で立つ」「戦―也と聞えしかば/太平記 8」 ※二※ (副) (1)ある状態に半分ほどなっているさま。 「―あきれ,―驚いてながめていた」「
- きなか 【半銭・寸半】 (1)〔直径一寸(イツキ)の一文銭の半分の意〕 一文の半分。半銭。 「一文も―もなりませぬ/浄瑠璃・先代萩」 (2)ごくわずかの量・程度。 「うそとまことの諸分手管あ―も好かねえ不通さんだあ/洒落本・青楼真廓誌」
- あい-なかば・する アヒ― [1] - [2] 【相半ばする】 (動サ変) [文] サ変 あひなかば・す 対照的な二つのものがそれぞれ半分ずつである。半々である。「賛否―・する」「功罪―・する」
- しなかばん 【支那鞄】 〔もと中国から伝来したのでいう〕 木製で,外側を革または紙で貼った櫃形(ヒツガタ)の鞄。
- なかばしら 【中柱】 (1)茶室の柱の一。台目切(ダイメギリ)・向切(ムコウギリ)の茶室に用いられ,炉の隅あるいは点前座(テマエザ)と客座の境に立てられるもの。台目柱。ゆがみばしら。 (2)建物の内部にある柱。
- なかばすぎ 【半ば過ぎ】 全体の半分を過ぎたあたり。 「来月の―に帰って来る」
- なかばやし 【中林】 姓氏の一。
- なかばらい 【中払ひ】 江戸時代,盆と暮れとの中間,一〇月末にする支払い。 「大分の用なれば―の間に合ふやうに帰るは不定/浄瑠璃・天の網島(下)」
- なかばん 【中番】 江戸時代,辻に設けられた辻番に対し,辻と辻との間に設けられた番所。
- なかば-すぎ [5] [0] 【半ば過ぎ】 全体の半分を過ぎたあたり。「来月の―に帰って来る」
- 話のなかば 言いかけ