つぎて 意味
- 【次第】
〔動詞「つぎつ(継)」の連用形から〕
次第。順序。ついで。
「諸皇子等―を以て各誄(シノビゴト)まうす/日本書紀(推古訓)」
- 【継(ぎ)手・接(ぎ)手】
(1)機械部品をつなぎ合わせるもの。管継ぎ手・軸継ぎ手・リベット継ぎ手など。ジョイント。
(2)家業・家督などを相続する者。《継手》
(3)囲碁で離れた石をつなぐために打つ手。
(4)材を長さ方向に接合する方法。また,その接合した箇所。
→仕口(シクチ)
- かさね-つぎて [4] 【重ね継(ぎ)手】 継ぎ手の一。二つの材を重ね合わせて,ボルト・釘(クギ)・溶接などで接合する方法。ラップ-ジョイント。
- くだつぎて 【管継(ぎ)手】 鋼管・鋳鉄管・合成樹脂管などで,管径の異なる管をつないだり,方向を変えるためなどに用いる特殊な形の管。T 形・ Y 形・十字形・ L 形などのものがある。異形管。かんつぎて。
- くだ-つぎて [3] 【管継(ぎ)手】 鋼管・鋳鉄管・合成樹脂管などで,管径の異なる管をつないだり,方向を変えるためなどに用いる特殊な形の管。T 形・ Y 形・十字形・ L 形などのものがある。異形管。かんつぎて。
- じくつぎて 【軸継(ぎ)手】 ⇒カップリング(1)
- じく-つぎて ヂク― [3] 【軸継(ぎ)手】 カップリング
- じざい-つぎて [4] 【自在継(ぎ)手】 二軸がある角度をもって連結される場合に用いられる継ぎ手。二軸間の相対的な位置や角度が変化しても伝動に影響を生じない。万能継ぎ手。八方番(ハツポウツガイ)。ユニバーサル-ジョイント。
- たわみ-つぎて [4] 【撓み継(ぎ)手】 軸継ぎ手の一。弾性体を連結部に用いて,可撓性(カトウセイ)をもたせてあるもの。二軸が相互にずれている場合や,振動が伝わるのを防ぐために用いる。可撓継ぎ手。フレキシブル-カップリング。
- つぎていん 【継(ぎ)手印】 文書の,紙の合わせ目や継いだ部分に印を押すこと。また,その印。
- つぎて-いん [3] 【継(ぎ)手印】 文書の,紙の合わせ目や継いだ部分に印を押すこと。また,その印。
- つばつぎて 【鍔継(ぎ)手】 ⇒フランジ
- つば-つぎて [3] 【鍔継(ぎ)手】 フランジ
- びょう-つぎて ビヤウ― [3] 【鋲継(ぎ)手】 金属板どうしをリベットを用いて継ぐ接合法。主として構造物鉄工に用いる。リベット継ぎ手。リベット-ジョイント。
- まさつ-つぎて [4] 【摩擦接(ぎ)手】 二つの軸をそれぞれの端面を接触させ,摩擦力によって連動させる接ぎ手。
- かさねつぎて 【重ね継(ぎ)手】 継ぎ手の一。二つの材を重ね合わせて,ボルト・釘(クギ)・溶接などで接合する方法。ラップ-ジョイント。
- じざいつぎて 【自在継(ぎ)手】 二軸がある角度をもって連結される場合に用いられる継ぎ手。二軸間の相対的な位置や角度が変化しても伝動に影響を生じない。万能継ぎ手。八方番(ハツポウツガイ)。ユニバーサル-ジョイント。
例文
- 継手(つぎて)とは、2つの部分を接合する構造の総称。
- 流体継手(りゅうたいつぎて)とは、流体を介して回転運動の伝達を行うクラッチの一種である。
- 柄となる長い棍棒と、穀物と呼ばれる打撃部分、それらを接合する継手(つぎて)から構成される。
- ただし、軸の内部に流体を通すことを目的としているものは 管継手(くだつぎて)と呼び区別される。
- 軸継手(じくつぎて)とは軸と軸をつなぐ機械要素の総称で、ジョイント、カップリングとも呼ばれる。
- 伸縮継手(しんしゅくつぎて)とは、橋梁において、上部構造(主桁・主構)と地上構造(橋台や道路等)の間に設置する部材のことである。
- 神奈川県道602号本厚木停車場線(かながわけんどう602ごう ほんあつぎてんしゃじょうせん)は、神奈川県厚木市内を通る一般県道。
- 福島県道247号片倉末続停車場線(ふくしまけんどう247ごう かたくらすえつぎていしゃじょうせん)は、福島県いわき市内にある一般県道。
- メカニカル継手(めかにかるつぎて、Mechanical Joint )とは、機械的(メカニカル)な方法により接続する管継手のことである。