てまえ-がって 意味
読み方:
意味携帯版
- ―マヘ― [4]
【手前勝手】
(名・形動)[文]ナリ
自分の都合だけを考えて行動する・こと(さま)。自分勝手。「―な言い分」
- てまえがって 【手前勝手】 自分の都合だけを考えて行動する・こと(さま)。自分勝手。 「―な言い分」
- てまえ 【手前】 ※一※ (名) (1)自分のすぐ前。自分に近い方。また,基準にした物より自分に近い方。 「―にあるのが小学校で後ろが中学校」「橋の一つ―の角を右に曲がる」 (2)他人に対する,自分の立場。面目。体裁。 「友人の―知らないとは言えない」「力になろうと言った―断れない」 (3)腕前。技量。手並み。 (4) ◎① (多く「点前」と書く)茶をたてたり,香を炷(タ)いたりする作
- おてまえ 【御手前】 ※一※ ② (名) (1)(「御点前」とも書く)茶をたてる作法・所作。また,そのできばえ。 「結構な―でございました」 (2)手なみ。技量。 ※二※ ②◎ (代) 二人称。主として武士が対等もしくはそれに近い者に対して用いた語。そなた。 「―の方は何の用ばしあつて召し寄せられた/浮世草子・御前義経記」
- お-てまえ ―テマヘ 【御手前】 ■一■ [2] (名) (1) (「御点前」とも書く)茶をたてる作法・所作。また,そのできばえ。「結構な―でございました」 (2) 手なみ。技量。 ■二■ [2] [0] (代) 二人称。主として武士が対等もしくはそれに近い者に対して用いた語。そなた。「―の方は何の用ばしあつて召し寄せられた/浮世草子・御前義経記」
- すみてまえ 【炭手前】 茶の湯で,炉または風炉(フロ)に炭を入れるときの式法。 →三炭(サンタン)
- すみ-てまえ ―テマヘ [3] 【炭手前】 茶の湯で,炉または風炉(フロ)に炭を入れるときの式法。 三炭
- たてまえ 【点前・立(て)前】 茶道で,手前のこと。 ; 【建前・立前】 (1)基本となる方針・原則。表向きの方針。 「―をくずす」「―と本音」 (2)大道商人などの売り口上。 「こりや―所ぢやない/浄瑠璃・新版歌祭文」 ; 【建前】 家屋建築で,主要な柱や梁,棟木などを組み上げること。また,その時に行う祝い。上棟式。棟上(ムネアゲ)。
- たなてまえ 【棚点前】 茶道で,棚に飾った茶道具を用意しておき点茶する法式。棚物手前。棚飾り。
- たな-てまえ ―テマヘ [3] 【棚点前】 茶道で,棚に飾った茶道具を用意しておき点茶する法式。棚物手前。棚飾り。
- てまえかん 【手前勘】 自分の都合にあわせて勝手な思い込みをすること。ひとりよがり。
- てまえしゃ 【手前者】 裕福な人。資産家。 「ためしまれなる―にて/浮世草子・御前義経記」
- てまえども 【手前共】 一人称。わたくしたち。商人・芸人などが多く用いる。商人の場合,「わたくしの店」の意にも用いる。 「―でお願いした品でございます」
- てまえみそ 【手前味噌】 〔自分の家で作った味噌の味を自慢することから〕 自分のことをほめること。自慢。 「―を並べる」
- てまえ-かん ―マヘ― [3] 【手前勘】 自分の都合にあわせて勝手な思い込みをすること。ひとりよがり。
- てまえ-ぎわめ ―マヘギハメ [4] 【手前極め】 自分勝手にきめてしまうこと。自分ぎめ。「―にひとりのみこみ/西洋道中膝栗毛(魯文)」