ですます-たい 意味
読み方:
意味携帯版
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【ですます体】
です体
- ですますたい 【ですます体】 ⇒です体(タイ)
- ですます体 ですますたい ◎ ⇒です体(タイ)
- すます 【済ます】 〔「澄ます」と同源〕 (1)物事をなしおえる。はたす。 「宿題を―・す」 (2)借りを返す。返済する。 「借金を―・す」「只今算用を―・さねばいなせぬぞ/狂言・八句連歌」 (3)一応の決着をつける。それで良いことにする。 「パンとコーヒーだけで朝食を―・す」「御免で―・されてはかなわない」「その場はそれで―・した」 (4)(動詞の連用形の下に付いて)すっかり…する。
- ますます 【益益・益・増す増す】 〔動詞「ます(増)」を重ねたもの〕 程度がはなはだしくなるさま。なおいっそう。 「―元気です」「―天候が悪くなる」「多々―弁ず」
- です-たい [0] 【です体】 口語文体の一。文末の指定表現として「です」を用いることを基調とする敬体の文章様式。丁寧な言い方で,話しことばに広く用いられるほか,手紙文や児童文学などの文章にも用いる。「です」以外の部分には「ます」を用いるので,ですます体ともいう。です調。ですます調。
- かきすます 【書き澄ます】 念入りに書く。美しく書く。 「草の額ことに―・しておぼえけるが/著聞 7」
- ききすます 【聞(き)澄ます】 耳を澄まして注意して聞く。静かに聞きいる。 「屋根を打つ雨の音をば―・して居る/あめりか物語(荷風)」
- しすます 【為済ます】 最後までうまくやる。まんまとやってのける。 「邪魔者の孝助が,殿様の御手打になるのだから,―・したりと思ふ所ろへ/怪談牡丹灯籠(円朝)」
- とぎすます 【研(ぎ)澄ます】 (1)刃物や鏡などを,少しの曇りもないように研ぎ磨く。 「―・した名刀」 (2)精神や神経を鋭敏にする。 「―・された感覚」
- とりすます 【取(り)澄ます】 〔「とり」は接頭語〕 いかにもすましているような態度をとる。きどった態度をとる。 「―・した顔つき」
- なりすます 【成(り)済ます】 (1)あるものになりきる。なりおおせる。 「早(ハヤ)聟君(ムコギミ)に―・したやうな気で/社会百面相(魯庵)」 (2)その人であるようなふりをする。 「警官に―・す」 ‖可能‖ なりすませる
- ひきすます 【弾き澄ます】 琴などをみごとに弾く。 「琴をぞ―・されたる/平家 6」
- まいすます 【舞ひ澄ます】 みごとに舞う。 「仏御前…心も及ばず―・したりければ/平家 1」
- みすます 【見澄ます】 気をつけてよく見る。見きわめる。 「辺(アタリ)に人の無きを―・して戸を開き/鉄仮面(涙香)」
- 成りすます 装う