にがよもぎ 意味
- 【苦艾】
キク科の多年草または半低木。ヨーロッパ原産。全形はヨモギに似るが,芳香と苦みがある。夏,多数の淡黄色の頭花を円錐花序につける。全草を健胃薬に利用,葉はアブサンの原料とする。クガイ。
- にが-よもぎ [3] 【苦艾】 キク科の多年草または半低木。ヨーロッパ原産。全形はヨモギに似るが,芳香と苦みがある。夏,多数の淡黄色の頭花を円錐花序につける。全草を健胃薬に利用,葉はアブサンの原料とする。クガイ。
- よもぎ 【蓬・艾】 (1)キク科の多年草。各地の山野に見られ,高さ約1メートル。葉は楕円形で羽状に深裂し,裏に白毛がある。若葉は特に香りがあり,餅に搗(ツ)き込んで草餅とするので餅草ともいう。秋,茎頂に小頭花を円錐状につけ,生長した葉から灸に用いる「もぐさ」を作る。﹝季﹞春。 (2)襲(カサネ)の色目の名。表は淡萌黄(モエギ),裏は濃い萌黄,また,表白,裏青とも。夏着用。
- おとこ-よもぎ ヲト― [4] 【男艾】 キク科の多年草。山野に自生し,ヨモギに似るが大形でほとんど無毛。茎は高さ約70センチメートル。葉の上部は深く切れ込む。秋,茎頂に淡黄色の小さな頭花を穂状につける。牡蒿。
- からよもぎ 【唐艾】 キクの異名。[新撰字鏡]
- から-よもぎ 【唐艾】 キクの異名。 [新撰字鏡]
- かわら-よもぎ カハラ― [4] 【河原艾】 (1) キク科の多年草。海や川の砂地に多く,高さ約30~60センチメートル。基部の葉は白毛を密につけ,ニンジンの葉に似る。秋,円錐花序に卵形の小さな頭花を多数つける。全草か花穂をとって干したものを茵蔯蒿(インチンコウ)といい,利尿・駆虫薬とする。 (2) キクの古名。 (3) シロヨモギの異名。
- しも-の-よもぎ 【霜の蓬】 (「霜蓬(ソウホウ)」を訓読みした語) 霜にあって枯れたよもぎ。白髪をたとえた語。「老いらくの来るとみながら古りにけり―に秋たくる身は/新撰六帖 6」
- しろよもぎ 【白艾・白蒿】 キク科の多年草。本州北部からオホーツク海沿岸に分布。ヨモギの一種で,高さ40センチメートル内外。全体に白色の綿毛がある。秋,枝の先に小さい白い花を円錐状につける。
- しろ-よもぎ [3] 【白艾・白蒿】 キク科の多年草。本州北部からオホーツク海沿岸に分布。ヨモギの一種で,高さ40センチメートル内外。全体に白色の綿毛がある。秋,枝の先に小さい白い花を円錐状につける。
- ぬまよもぎ 【沼蓬】 ヤマヨモギの別名。
- ぬま-よもぎ [3] 【沼蓬】 ヤマヨモギの別名。
- ひきよもぎ 【引艾】 ゴマノハグサ科の半寄生一年草。山地に自生。茎は高さ約50センチメートルで,羽状に深裂したヨモギに似た葉を対生。夏,上方の葉腋(ヨウエキ)に黄色の唇形花を一個ずつつける。漢名,陰行草。
- ひき-よもぎ [3] 【引艾】 ゴマノハグサ科の半寄生一年草。山地に自生。茎は高さ約50センチメートルで,羽状に深裂したヨモギに似た葉を対生。夏,上方の葉腋(ヨウエキ)に黄色の唇形花を一個ずつつける。漢名,陰行草。
- みぶよもぎ 【壬生艾】 キク科の多年草。サントニンを含み,昭和の初めにドイツからシナヨモギの近縁種を輸入し京都の壬生で栽培,品種改良された。
- みぶ-よもぎ [3] 【壬生艾】 キク科の多年草。サントニンを含み,昭和の初めにドイツからシナヨモギの近縁種を輸入し京都の壬生で栽培,品種改良された。