にやにや 意味
- ひとり悦に入ったり,意味ありげに,また,ばかにしたように,声を出さず薄笑いするさま。
「何がうれしいのか―している」「―(と)笑う」「―笑い」
- にやにやする ニヤニヤする; ニヤつく; にやつく
- にや 〔断定の助動詞「なり」の連用形「に」に係助詞「や」の付いたもの〕 (1)(後にくる「あらむ」などの語と呼応して)断定することに対しての疑問または反語の意を表す。 「大納言南海の浜に吹き寄せられたる―あらむと思ひて/竹取」「雪の山,まことの越の―あらむと見えて,消えげもなし/枕草子 87」 (2)(後にくる「あらむ」などの語を省略した形で)(ア)(文末に用いて)疑問の意を表す。 「尋常(
- にや-にや [1] (副)スル ひとり悦に入ったり,意味ありげに,また,ばかにしたように,声を出さず薄笑いするさま。「何がうれしいのか―している」「―(と)笑う」「―笑い」
- ぜにや 【銭屋】 江戸時代の,両替屋。銭店。
- にや (連語) 〔格助詞「に」に係助詞「や」の付いたもの〕 格助詞「に」で示されるものに関して,疑問または反語の意を表す。 「立ちしなふ君が姿を忘れずは世の限り―恋ひ渡りなむ/万葉 4441」「夢―見ゆらむと,そらおそろしく/源氏(帚木)」
- にやき 【煮焼き】 食物を煮たり焼いたりすること。 「―して美味」
- にやく 【荷役】 貨物を積んだり降ろしたりすること。また,そうする人。 「―作業」
- にやけ 【若気】 〔古くは「にゃけ」〕 (1)男色の相手。 「長季は宇治殿の―なり/古事談 2」 (2)尻。特に,肛門。 「お―の張形(ハリガタ)を仕り,進じ申さう/咄本・昨日は今日」 (3)男がなまめかしい様子をすること。また,その男。にやけおとこ。 「もつぱら―をむねとして地紙うり/柳多留 17」
- にやす 【煮やす】 (1)怒りの気持ちなどを激しくする。 「業(ゴウ)を―・す」 (2)煮る。また,沸かす。[日葡] ; たたく。なぐる。ぶつ。 「どたま―・してこまそかい/滑稽本・膝栗毛 6」
- にやり (多く「と」を伴って)声をたてずに,意味ありげな笑いを顔に浮かべるさま。 「―と笑う」
- にや・ける [3] (動カ下一) (「にやけ(若気)」を動詞化した語) 男が女のように色っぽい様子をする。(男が)変ににやにやして弱々しい態度をとる。「―・けた男」
- にや・す (動サ四) たたく。なぐる。ぶつ。「どたま―・してこまそかい/滑稽本・膝栗毛 6」
- にや-け 【若気】 (古くは「にゃけ」) (1) 男色の相手。「長季は宇治殿の―なり/古事談 2」 (2) 尻。特に,肛門。「お―の張形(ハリガタ)を仕り,進じ申さう/咄本・昨日は今日」 (3) 男がなまめかしい様子をすること。また,その男。にやけおとこ。「もつぱら―をむねとして地紙うり/柳多留 17」
- 実にや 至りて; 結構; 正しく; 最も; 誠; 現実; 余っ程; とても; 根っから; 実際に; 神もって; とっても; 随分; じつに; 非常に; さね; 世に; まったく; 絶ばかり; 世にも; いっそ; 本当に; 甚も; 真に; 大層; 真実; 根から; 至極; とっと; はたして; 寔に; めっきり; いとも; 其れは其れは; その実; 然許り; 実に実に; 思い切り; ひっしと; それはそ
- あなにやし 〔「し」は強意の助詞〕 「あなにえや」に同じ。 「―えをとこを/古事記(上)」
例文
- さっきからあの人一人でにやにやして。
- 何にやにやしてんの? 気持ち悪い。
- 「何にやにやしてんの?」「今すれ違ったJKめっちゃかわいかった」
- そのにやにや笑いは 嫌いだからしないで
- にやにやしてるでしょ 何の事か分かってるんです
- どうしたがぞ? にやにやして。 もしかして 男かえ?
- どうしたがぞ? にやにやして。 もしかして 男かえ?
- どうしたがぞ? にやにやして。 もしかして 男かえ?
- いつもにやにやしており、だぶだぶの服を着ている。
- 地上で男性を見つけると、にやにやと笑って妖艶に誘惑する。