にらみ 意味
- 【睨み】
(1)にらむこと。
「横目でひと―する」
(2)他人を恐れさせおさえつけること。
「―がきく」「―をきかせる」
- おやにらみ 【親睨】 スズキ目の淡水魚。全長10センチメートルほど。体は長卵形で側扁する。体色は灰褐色で,目を中心に暗赤色の放射状の縞(シマ)があり,にらんでいるような顔つきにみえる。また,鰓蓋(エラブタ)の後縁に目と同大の暗緑色の円紋がある。観賞魚。九州・四国・関西以西の河川の上・中流の流れの緩やかな清流に分布。ヨツメ。カワメバル。
- おや-にらみ [3] 【親睨】 スズキ目の淡水魚。全長10センチメートルほど。体は長卵形で側扁する。体色は灰褐色で,目を中心に暗赤色の放射状の縞(シマ)があり,にらんでいるような顔つきにみえる。また,鰓蓋(エラブタ)の後縁に目と同大の暗緑色の円紋がある。観賞魚。九州・四国・関西以西の河川の上・中流の流れの緩やかな清流に分布。ヨツメ。カワメバル。
- にらみあい 【睨み合い】 (1)にらみあうこと。 「激しい―」 (2)取引市場で,売り手買い手とも動かず,相手の出方を待っている状態。
- にらみあう 【睨み合う】 (1)互いににらむ。 「両者土俵中央で―・う」 (2)互いに敵視して対立する。また,敵対する者が相手の出方を待って向かい合う。対峙する。 「両軍とも川の対岸で―・う」
- にらみくら 【睨み競】 「にらめっこ」に同じ。 「おれとして―する蛙哉/おらが春」
- にらみだい 【睨み鯛】 正月や結婚式の席に飾り物としておく鯛。その場では食べないことからいう。
- にらみ-あい ―アヒ [0] 【睨み合い】 (1) にらみあうこと。「激しい―」 (2) 取引市場で,売り手買い手とも動かず,相手の出方を待っている状態。
- にらみ-あわ・せる ―アハセル [6] [0] 【睨み合(わ)せる】 (動サ下一) [文] サ下二 にらみあは・す 互いに見比べて,両方がうまくいくよう考える。「ふところ具合と―・せる」
- にらみ-あ・う ―アフ [4] 【睨み合う】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) 互いににらむ。「両者土俵中央で―・う」 (2) 互いに敵視して対立する。また,敵対する者が相手の出方を待って向かい合う。対峙する。「両軍とも川の対岸で―・う」
- にらみ-くら [3] 【睨み競】 「にらめっこ」に同じ。「おれとして―する蛙哉/おらが春」
- にらみ-す・える ―スヱル [5] [0] 【睨み据える】 (動ア下一) [文] ワ下二 にらみす・う じっとにらむ。「相手の目を―・える」
- にらみ-だい ―ダヒ [3] 【睨み鯛】 正月や結婚式の席に飾り物としておく鯛。その場では食べないことからいう。
- にらみ-つ・ける [5] 【睨み付ける】 (動カ下一) [文] カ下二 にらみつ・く 激しくじっとにらむ。目をいからしてにらむ。にらめつける。「反対派の席を―・ける」
- にらみ-よきん [4] 【睨み預金】 金融機関が拘束預金としての措置をとっていないが,債務者側で事実上引き出せない状況にある預金。
- やぶにらみ 【藪睨み】 (1)斜視(シヤシ)。 (2)見方・考え方などが見当はずれのこと。
例文
- 彼は子供に対して親のにらみがきかない。
- 彼女は眼を怒らせて私をにらみ付けた。
- 彼女ににらみつけられてぞくっとした。
- 私の家では母がにらみをきかせている。
- 彼女は失礼なセールスマンをにらみつけた。
- 彼は非常な剣幕で私をにらみ付けた。
- その先生は生徒にぜんぜんにらみがきかない。
- 彼は眼鏡越しに私をにらみつけた。
- 彼は私の目をにらみつけた。
- しかし、今では皮膚も肉も髪もなくなって、ぼんやり光る白い頭蓋骨から、からっぽの眼窩がにらみつけていた。