のこ 意味
- のこ-のこ [1] (副) 出ては具合の悪いはずの場に,平気で出てきたり,何も知らずに現れたりするさま。「つかまるのも知らず,―(と)出てくる」
- のこのこ 出ては具合の悪いはずの場に,平気で出てきたり,何も知らずに現れたりするさま。 「つかまるのも知らず,―(と)出てくる」
- あのこ 【彼の子・彼の娘】 (1)三人称。年少の子や若い女性に対して使う。 (2)二人称。近世,遊里で禿(カムロ)を呼ぶ時に用いる。おまえ。 「こう―,いい子だ,どうぞ若衆をちよつとよんできてくんな/洒落本・野良の玉子」
- いと-のこ [0] 【糸鋸】 鋸(ノコギリ)の一種。糸のように細い鋸の歯を半円形の金具枠の両端に取り付けたもの。板の中を切り抜くときや,曲線状に板を切るときなどに用いる。
- いのこ 【亥の子】 (1)陰暦一〇月の亥の日。「亥の子の祝い」をし,万病除去・子孫繁栄を祈った。また江戸時代には,この日に炉やこたつを開き火鉢を出す習慣があった。﹝季﹞冬。《昼になつて―と知りぬ重の内/太祇》 (2)「亥の子の祝い」「亥の子餅」の略。 ; 【豕・猪の子】 (1)いのしし。 (2)いのししの子。 「―のかたをつくりたりけるに/道綱母集」 (3)豚の異名。 「此のわたりこ
- えのこ 【犬子・犬児・狗】 犬の子。えのころ。 「白い―の/平家 12」
- おのこ 【男・男の子】 (1)成年の男子。おとこ。 「鶏が鳴く東―は出で向かひ/万葉 4331」 (2)男の子。男児。 「すべて―をば,女に笑はれぬやうにおほしたつべしとぞ/徒然 107」 (3)宮中清涼殿の殿上の間に奉仕する男。殿上人。 「―ども召せば,蔵人忠隆なりなか参りたれば/枕草子 9」 (4)召し使いの男。下男。 ⇔めのこ 「とみにもえあけやらず,これより外の―,はたなきな
- おび-のこ [0] 【帯鋸】 「おびのこぎり」の略。
- かのこ 【鹿の子】 (1)シカの子。﹝季﹞夏。《うつとりと人見る奈良の―かな/子規》 (2)「鹿の子絞(シボ)り」「鹿の子餅(モチ)」「鹿の子斑(マダラ)」の略。
- きのこ 【茸・蕈・菌】 〔「木の子」の意〕 担子菌類・子嚢(シノウ)菌類の作る大きな子実体の通称。木陰の腐葉土や朽ち木などに生え,多くは傘状で裏に多数の胞子ができる。松茸・初茸・椎茸のように食用になるものもあるが,有毒なものもある。﹝季﹞秋。
- このこ 【海鼠子】 ナマコの卵巣。生または干したものを食用とする。
- じのこ 【地の粉】 生漆(キウルシ)とまぜて使う,漆器の下地用の粉。粘土・火山灰などを焼いて砕いたもの。
- すのこ 【簀の子】 (1)細かく割った竹を横に並べてすだれのように編んだ物。 (2)竹や板を,間をあけて横に並べて打ちつけた台。水切り用に,流しや風呂の洗い場に敷いて用いる。 (3)劇場の舞台で,簀の子状の天井。ぶどう棚。 (4)平安時代,断面が方四寸の角材をいった語。
- つのこ 【角粉】 鹿などの角を焼いてつくったみがき粉。塗漆や蒔絵の画を磨いてつやを出すのに用いる。
- とのこ 【砥粉】 粘土(黄土)を焼いて粉にしたもの。また,砥石を山から切り出す時に出る石の粉末。刀剣を磨いたり,木材の色付け・塗装下地・目止めに用いたり,漆器の漆下地の原料として用いる。
例文
- 君が生まれた日のことはよく覚えている。
- はい、子供のころから仲良くしています。
- 彼女はセックスのことをまるで知らない。
- あなたのことがすっかり気に入りました。
- この絵を見るたびに母のことを思い出す。
- どうして君、このことを知らないのかね?
- 彼は海外留学をしただけのことはあった。
- 私はそのことについては何もできません。
- 将来のことなんて具体的に考えていない。
- いったい君は彼のことを知っているのか。