ばね 意味
- 【発条・弾機】
〔「はね(跳)」の転〕
(1)鋼など素材の弾性を利用して,衝撃や振動を緩和したり,エネルギーをたくわえて動力に利用したりするのに用いるものの総称。形状によって,コイルばね・渦巻ばね・板ばねなどに分ける。スプリング。
(2)足や腰の弾力性。
「足の―が強い」
(3)ある行動や結果を導くきっかけとなるもの。
「住民運動が―となって基地が撤去された」
- いた-ばね [0] 【板発条】 板状のばね。数枚重ねたものは重ね板ばねという。
- おい-ばね オヒ― [0] 【追(い)羽根・追(い)羽子】 二人あるいは数人で交互に一つの羽根を羽子板で落とさないようにつく正月の遊び。羽根つき。追い羽子(ハゴ)。遣(ヤ)り羽子(ハゴ)。 [季] 新年。
- おお-ばね オホ― [0] 【大羽】 鳥類の羽毛のうち,細かい綿毛ではなく,大きくてしっかりした羽軸をもつ羽。
- おばね 【尾羽】 鳥類の尾の羽。扇状に生え,飛ぶ時の舵の役目をし,止まっている時には体のバランスをとる。
- お-ばね ヲ― [1] 【尾羽】 鳥類の尾の羽。扇状に生え,飛ぶ時の舵の役目をし,止まっている時には体のバランスをとる。
- こばね 【小羽根】 (1)小さなはね。 (2)「小羽根釘(クギ)」の略。
- こ-ばね [1] 【小羽根】 (1) 小さなはね。 (2) 「小羽根釘(クギ)」の略。
- たばね 【束ね】 (1)たばねること。また,たばねたもの。 (2)全体をまとめ,とりしまること,また,その役。 「―役」「此心清町一町の―をする年寄/浄瑠璃・博多小女郎(中)」 (3)江戸時代の男の髪形の一。油をつけないで,髱(タボ)をふっくらと出し,はけ先を散らし上向きにそらせて結ったもの。
- つく-ばね [0] 【衝羽根】 (1) 羽子板遊びのはね。羽子(ハゴ)。 [季] 新年。 (2) ビャクダン科の落葉低木。山地に生え,根は他の木に半ば寄生する。高さ約1メートル。披針形の葉を対生。雌雄異株。花は淡緑色で初夏,開花し,雄花は散房状につき,雌花は単生する。果実は卵状楕円形で,頂に四個の萼片が残存し,衝羽根{ (1) }に似ている。ハゴノキ。 [季] 秋。
- てばね 【手羽】 鳥の翼の風切羽のうち,最も外側にある部分。普通一〇枚の大羽からなる。初列風切羽。
- て-ばね [1] 【手羽】 鳥の翼の風切羽のうち,最も外側にある部分。普通一〇枚の大羽からなる。初列風切羽。
- なつ-ばね [0] [2] 【夏羽】 夏に見られる鳥の羽衣(ウイ)。多くの鳥では生殖羽に一致する。
- ばね梁 大桁
- ばね秤 発条秤