ばれ 意味
読み方:
意味携帯版
- (1)みだらなこと。下品なこと。
「御白洲で―を言ひ出すばか亭主/柳多留 18」
→ばれ句
(2)ことがうまくまとまらないこと。また,しくじること。
「肚胸の悪い奴とうつかり組むと―の元/歌舞伎・島鵆」
- あき-ばれ [0] 【秋晴(れ)】 秋の空がすがすがしく晴れあがっていること。秋日和(ビヨリ)。 [季] 秋。《―やいただき尖る八ヶ岳/大橋越央子》
- あばれ 【暴れ】 (1)あばれること。乱暴すること。 (2)下座音楽の一。勇壮な人物の登場や演技・立ち回りなどに使われる。太鼓を主とする。
- さばれ 〔「さはれ」とも〕 そうではあるが。とにもかくにも。さもあらばあれ。接続詞的にも用いる。 「そこはかとなくいとくるしけれど,―とのみおもふ/蜻蛉(中)」「―,あけ給へ/落窪 1」
- しも-ばれ [0] 【霜腫れ】 「霜焼(シモヤ)け」に同じ。 [季] 冬。
- じばれ 【地腫れ】 傷やできものの周りが広くはれること。 「おできの所が―している」
- じ-ばれ ヂ― [0] 【地腫れ】 (名)スル 傷やできものの周りが広くはれること。「おできの所が―している」
- つゆ-ばれ [0] 【梅雨晴(れ)】 (1) 梅雨の期間中の一時的な晴れ間。五月晴れ。 [季] 夏。 (2) 梅雨が明けて晴れること。
- ねばれ 【寝腫れ】 寝て起きたときに,顔などがはれぼったくなること。
- ね-ばれ [0] 【寝腫れ】 寝て起きたときに,顔などがはれぼったくなること。
- はれ-ばれ [3] 【晴(れ)晴(れ)】 (副)スル (1) 心にわだかまりがなく,さっぱりして明るいさま。「―(と)した顔色」「どうも気分が―しない」「心も―と旅に出る」 (2) 空が曇りなく晴れ渡っているさま。「天気ガ―トナッタ/日葡」
- ばれい 【馬鈴】 「馬鐸(バタク)」に同じ。 ; 【馬齢】 (1)馬の年齢。日本では数えどしを用いる。 (2)自分の年齢を卑下していう語。犬馬の年。 「―を加える」「私は―ここに二十五/黒潮(蘆花)」 ――を重(カサ)・ねる たいしたこともせず,ただ年だけとる。むだに年をとる。馬齢を加える。 「いたずらに―・ねる」
- ばれき 【馬櫪】 馬屋の根太(ネダ)。また,飼い葉桶。転じて,馬屋。
- ばれく 【ばれ句】 みだらな内容の川柳。卑猥(ヒワイ)な川柳。
- ばれる (1)うそや隠し事などが他人に知られてしまう。露見(ロケン)する。発覚する。 「うそをついてもすぐ―・れるよ」「脱税が―・れる」 (2)釣りで,針にかかった魚が逃げる。 (3)約束事などがだめになる。破談になる。 「みうけの―・れたる女郎/洒落本・蕩子筌枉解」 (4)みだらな話をする。しもがかる。 「わざと―・れたる詞付/浄瑠璃・鎌田兵衛」
- ばれん 【馬楝・馬連】 木版刷りで,版木にのせた紙を上からこする道具。和紙で作った皿形のものの中に芯(シン)を入れ竹皮で包んだもの。 ; 【馬簾】 (1)纏(マトイ)の周囲に垂れ下がっている,革・紙などを細長く切ったもの。 (2)歌舞伎で,四天の衣装の裾などについている房。