ふじつぼ 意味
- 【藤壺】
(1)〔壺庭に藤が植えてあったところから〕
飛香舎(ヒギヨウシヤ)の別名。
(2)源氏物語の作中人物。桐壺の帝の中宮。故桐壺の更衣に似る。光源氏と関係し,冷泉帝を生む。輝く日の宮。薄雲の女院。
- 【富士壺】
甲殻綱完胸目フジツボ科・イワフジツボ科に属する節足動物の総称。すべて海産。体は1~5センチメートルほどの山形で,石灰質の殻に囲まれ,岩礁などに固着する。体は頭部と胸部からなり,殻の中に倒立しておさまり,胸部にはえる六対の脚を殻口から出してプランクトンを捕食する。
- ふじつぼ属 フジツボ; ふじつぼ
- ふじ-つぼ [0] [2] 【富士壺】 甲殻綱完胸目フジツボ科・イワフジツボ科に属する節足動物の総称。すべて海産。体は1~5センチメートルほどの山形で,石灰質の殻に囲まれ,岩礁などに固着する。体は頭部と胸部からなり,殻の中に倒立しておさまり,胸部にはえる六対の脚を殻口から出してプランクトンを捕食する。
- じつぼ 【地坪】 (建坪に対して)地面の坪数。 ; 【実母】 (1)(義母・養母・継母に対して)自分を産んだ母親。実の母。 (2)「実母散」の略。 ; 【日暮】 日ぐれ。夕方。
- ふじつ 【不日】 多くの日数を経ないこと。近いうちにの意で,多く副詞的に用いる「―参上いたします」「―着荷する事と思つてゐます/或る女(武郎)」 ; 【富実】 豊かで実質に富む・こと(さま)。 「是れ甚た博大なり甚た―なり/三酔人経綸問答(兆民)」 ; 【不実】 (1)真心がなく,情愛に欠けること。不誠実であること。また,そのさま。 「―な人」「―な性質(タチ)ではないから,大丈夫
- じつぼさん 【実母散】 江戸時代,中橋の木谷藤兵衛が売り出して以来,広く用いられてきた婦人病専門の民間薬。
- じつぼ-さん [0] 【実母散】 江戸時代,中橋の木谷藤兵衛が売り出して以来,広く用いられてきた婦人病専門の民間薬。
- ひじつぼ 【肘壺】 戸を開閉させるために柱や戸の枠にとりつける金具。壺のような形につくり,肘金(ヒジガネ)を差し込むようにしたもので,両者一対で蝶番(チヨウツガイ)と同様の働きをする。壺金。
- あおと-ふじつな アヲトフヂツナ 【青砥藤綱】 鎌倉時代の武士。執権北条時頼の下で評定衆として活躍したとされる伝説的人物。廉直で公平な裁決を下したことで「太平記」などに逸話を残し,歌舞伎や浄瑠璃において庶民の理想とする為政者として描かれた。
- あおとふじつな 【青砥藤綱】 鎌倉時代の武士。執権北条時頼の下で評定衆として活躍したとされる伝説的人物。廉直で公平な裁決を下したことで「太平記」などに逸話を残し,歌舞伎や浄瑠璃において庶民の理想とする為政者として描かれた。
- つぼ 【坪】 (1)土地区画の単位。条里制では,一辺が一町(三六〇尺)の土地区画で,その面積を一町歩という。平城京・平安京の条坊制では,一坊の一六分の一の街区をいい,その一辺は一町(四〇〇尺)。 →町(4) (2)土地や建物の面積の単位。一間平方。曲尺で六尺平方。メートル条約加入後,1891年(明治24)に400平方メートルを一二一坪と定め,一坪は約3.306平方メートルとなった。歩(ブ)。
- ふじ 【不次】 (1)決まった順序によらぬこと。破格。異例。 「太上天皇一戦の功を感じて,―の賞を授け給ひし/平家 4」 (2)文章が順序なく乱れていること。多く自分の手紙をへりくだっていう語。 ; 【富士】 (1)静岡県中東部,富士川東岸にある市。富士山の南麓にあり,駿河湾に面する。パルプ・製紙・化学・電機・自動車などの工業が盛ん。河口に田子の浦港がある。 (2)「富士山」の略。
- じつ 【実】 ※一※ (名) (1)ほんとう。真実。 ⇔虚 「―をいうと一銭もない」「―の親」 (2)まごころ。誠実。 「―のある人」「―を尽くす」 (3)中身。内容。実質。 「形ばかりで―を伴わない」「名を捨てて―を取る」 (4)成果。実績。 「行政改革の―を上げる」 ※二※ (形動ナリ) 実意のあるさま。誠実なさま。 「―なる筆のあゆみには自然と肝にこたへ/浮世草子・一
- つぼつぼ 【壺壺】 (1)子供のおもちゃ。底が平たく,中ほどが膨れ,口の狭い土器。両手でまわすとつぼつぼと鳴ることからこの名がある。もと,稲荷神社の神饌に用いたもの。 (2){(1)}を図案化した模様。器などに用いる。
- つぼつぼ-くち [4] 【壺壺口】 「壺口(ツボクチ)」に同じ。「螺(サザイ)の―に莞然(ニツコ)と含んだ微笑/浮雲(四迷)」
- いわ-つぼ イハ― [0] [2] 【岩壺】 (1) 滝つぼ。 (2) 岩の間のくぼみ。「―に入りて死ぬ/日本書紀(神功訓)」
例文
- 藤壺中宮(ふじつぼのちゅうぐう) - 先帝の皇女。
- 藤壺(ふじつぼ)は、紫式部の物語『源氏物語』の登場人物。
- 富士壺機械(正式な読み仮名は「ふじつぼまっすぅい~ん」。
- 1998年1月 ‐ 初の単行本となる『愛のふじつぼ』第1巻が発売される。
- 本作は後に『愛のふじつぼ』第1巻(文庫版ではない)の附録として加筆訂正の上載せられた。
- 1994年 ‐ 『月刊ビタマン』1994年19号(竹書房)において「愛のふじつぼ」の連載を開始。
- 庭に藤が植えられていたことから藤壺(ふじつぼ)の別名があり、この舎で藤や菊を愛でる宴が行われた。
- そのため著者特有のエロと下ネタは制限され、著者の代表作『愛のふじつぼ』『コイズミ学習ブック』とは明らかに基調が異なる。
- 作中で藤壷と呼ばれる女性は数人おり、混同を避けるため藤壺の宮(ふじつぼ の みや)、または藤壺中宮(ふじつぼ の ちゅうぐう)とも呼ぶ。
- 作中で藤壷と呼ばれる女性は数人おり、混同を避けるため藤壺の宮(ふじつぼ の みや)、または藤壺中宮(ふじつぼ の ちゅうぐう)とも呼ぶ。