ふなびん 意味
- 【船便】
(1)船舶の便。便船。せんびん。
(2)船によって郵便物や荷物を送ること。
- ふなび 【船日】 船の到着する日。また,船出によい日。 「上総の浦の―なれど/浄瑠璃・双生隅田川」
- ふな-びん [0] 【船便】 (1) 船舶の便。便船。せんびん。 (2) 船によって郵便物や荷物を送ること。
- ふなびと 【船人・舟人】 (1)船頭。ふなかた。 (2)舟に乗っている人。船上の人。
- ふなびらき 【船開き】 船が港を出ること。船出。
- なび 【儺火】 追儺(ツイナ)あるいは左義長(サギチヨウ)のことという。 「大夫の雑色の男ども―すとて/蜻蛉(下)」
- ふな 【船・舟】 ふね。多く,名詞や動詞の上に付いて複合語をつくる。 「―旅」「―の舳(ヘ)」「―装(ヨソ)う」
- ふな-ふな (副) 体に力が入らないさま。しゃんとしないさま。へなへな。「―と腰も定めかね/浮世草子・一代女 6」
- なびなび のびのびとして流麗なさま。のびのび。 「―と口がろに読みつけなば/正徹物語」
- びん 【閩】 (1)中国古代,長江の河口部の南に居住した民族をさした呼称。 →閩越 (2)中国,五代十国の一(909-945)。五代の初め,後梁により王審知が福建の閩王に封ぜられ,のち福州に都して国を閩と号した。南唐に滅ぼされた。 (3)中国,福建省の古名。 ; 【便】 (1)荷物・手紙などを運ぶこと。また,その手段。つて。 「急行―」「次の―」 (2)都合。ぐあい。 「―あしと
- かみ-なび 【神奈備】 かむなび
- かむ-なび 【神奈備・神南備】 神霊が鎮座する山や森。かんなび。かみなび。「―の山下とよみ行く水に/万葉 2162」
- かん-なび 【神奈備・神南備】 かむなび
- なびき 【靡き】 (1)なびくこと。 「ささげたる旗の―は/万葉 199」 (2)指物(サシモノ)の一。先細りのよく撓(シナ)う棹(サオ)に縦長の旗を付けたもの。 →撓(シナ)い(3) (3)富士谷成章の用語。動詞の活用語尾ル・レ,シク活用形容詞の活用語尾キをいう。「越ゆる」「越ゆれ」のル・レ,「恋しき」のキなど。
- なびく 【靡く】 ※一※ (動カ五[四]) (1)草や布などの先端が風や水の流れに従って横に傾き伏す。 「旗が風に―・く」「煙が―・く」「妹が門見む―・けこの山/万葉 131」 (2)相手の威力に引き寄せられて,従う。また,女性が男性に言い寄られて受け入れる。 「主流派に―・く」「お嬢さんはどつちへ―・いたかい/草枕(漱石)」 ※二※ (動カ下二) ⇒なびける
- なび・く [2] 【靡く】 ■一■ (動カ五 [四] ) (1) 草や布などの先端が風や水の流れに従って横に傾き伏す。「旗が風に―・く」「煙が―・く」「妹が門見む―・けこの山/万葉 131」 (2) 相手の威力に引き寄せられて,従う。また,女性が男性に言い寄られて受け入れる。「主流派に―・く」「お嬢さんはどつちへ―・いたかい/草枕(漱石)」 ■二■ (動カ下二) なびける