へいこう 意味
- 【弊行】
自分の属している銀行をへりくだっていう語。
- 【平行】
(1)〔parallel〕
同一平面上の二直線が交わらないこと。また,空間の直線と平面,あるいは平面と平面が交わらないこと。また,そのさま。
⇔交差
「―する二本の線」「相対する一組みの辺が―な四辺形」
(2)「並行(ヘイコウ){(2)}」に同じ。
――線((ヘイコウセン))をたど・る
互いに対立したままで話し合いなどがつかない。
- 【平衡】
〔天秤(テンビン)の両端に載せた物の重さが等しく竿が水平になっている意から〕
(1)物の釣り合いがとれていること。ある物質やある状態が,変化することなく,安定に存在していること。また,その状態。
「―を保つ」
(2)力が釣り合っている状態。力学的平衡。
(3)系のエネルギーが変化しない状態。熱平衡。様々な系について,相平衡・化学平衡・放射平衡などが定義されるが,いずれも熱平衡の特殊な場合である。
- そう-へいこう サウヘイカウ [3] 【相平衡】 二つ以上の相が安定に共存している状態。
- ねつ-へいこう ―ヘイカウ [3] 【熱平衡】 二つの物体を熱などのエネルギーの交換が可能であるようにして接触させて放置したときに,エネルギーの移動がもはや起こらなくなった状態。また,外界との間で物質やエネルギーの交換ができない孤立系を十分長い時間放置したときに,系の各部分の間で正味のエネルギーの交換が起こらず,系の巨視的な変化が起こらなくなった状態。
- へいこうだ 【平衡舵】 舵(カジ)の面が,その回転軸の後方だけでなく,一部は前方にも広がっている形の舵。操舵に力を要せず,また効力がよい。
- へいこう-きじ ―カウ― [5] 【並行記事】 聖書などで,同一の事柄が同一の文書中で複数の箇所あるいは別な文書に記されていること,また,その内容。諸文書の成立過程や伝承過程を知る手がかりとなる。黄金律はその例。
- へいこう-せき ―カウ― [3] 【平衡石】 無脊椎動物の平衡胞や脊椎動物の前庭器官にある粒状の分泌物。脊椎動物では炭酸カルシウムから成り,これの動きにより平衡感覚が生じる。平衡砂。耳石。聴石。
- へいこう-せん ―カウ― [0] [3] 【平行線】 (1) 同一平面上にあり,どの二つも交わらない二本またはそれ以上の直線。 (2) 対立する両者の意見などが互いに歩み寄らず,同じ状態のままであること。「話し合いは―のままに終わった」
- へいこう-だ ―カウ― [3] 【平衡舵】 舵(カジ)の面が,その回転軸の後方だけでなく,一部は前方にも広がっている形の舵。操舵に力を要せず,また効力がよい。
- へいこう-のう ―カウナウ [3] 【平衡嚢】 「平衡胞」に同じ。
- へいこう-ほう ―カウハウ [3] 【平衡胞】 無脊椎動物の平衡器官。嚢状で内面には感覚毛があり,胞壁の細胞が分泌した一個から数個の平衡石がある。平衡嚢。耳胞。聴胞。
- へいこう-ぼう ―カウバウ [3] 【平行棒】 (1) 器械体操用具の一。平行な二本の横木を台脚にとりつけたもの。平杆(ヘイカン)。 (2) 体操種目の一。男子が{ (1) }を用いて演技するもの。
- へいこう-ろん ―カウ― [3] 【並行論】 (parallelism) 精神(心)と物体(身体)とは互いに独立であるから,心的現象と物的現象の間に因果的な相互作用はなく,ただ両者は並行的な対応関係をもつとする説。スピノザ・フェヒナー・ユングなどを代表とする。精神物理的並行論。 相制説 機会原因論 心身二元論
- まく-へいこう ―ヘイカウ [3] 【膜平衡】 溶媒およびイオンの一部のみを透過させる半透膜によって電解質溶液が仕切られているときに,膜の両側でのイオンの分布が不均一なまま成立する平衡。そのため膜を隔てて電位が生じる。種々のイオン交換膜や生体膜でみられる。 膜電位
- かがく-へいこう クワ―カウ [4] 【化学平衡】 可逆反応において,正反応と逆反応との反応速度が等しくなり,見かけ上,化学変化が進行しなくなった状態。各成分の濃度または分圧の間には質量作用の法則が成立する。
- そうへいこう 【相平衡】 二つ以上の相が安定に共存している状態。
- でんり-へいこう ―カウ [4] 【電離平衡】 電解質溶液中で電離してできたイオンと電離していない分子との間に成立する化学平衡。平衡反応にあずかるイオンや分子の濃度の間には質量作用の法則が成立し,その平衡定数を特に電離定数という。
例文
- フランシス お祭りへいこうぜ
- 地元では「へいこう」と呼ばれている。
- または「昌平黌」(しょうへいこう)ともいう。
- 保育園へ行こう!(ほいくえんへいこう!)は、漫画作品。
- 保育園へ行こう!(ほいくえんへいこう!)は、漫画作品。
- 平行調(へいこうちょう) - 元になる調と調号が等しい調。
- 何処へいこう。
- 角田光代『あしたはうんと遠くへいこう』角川文庫、2005年2月。
- 古くは平羌江(へいこうきょう)、若水(じゃくすい)とも呼ばれた。
- 『太平広記』(たいへいこうき)は、北宋時代に成立した類書のひとつ。