ほっぽうぶっきょう 意味
読み方:
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- 【北方仏教】
梵語仏典やその漢訳・チベット訳仏典によって伝わったチベット・モンゴル・中国・朝鮮・日本などにおける仏教。北伝仏教。
→南方仏教
- ほっぽう-ぶっきょう ホクパウ―ケウ [5] 【北方仏教】 梵語仏典やその漢訳・チベット訳仏典によって伝わったチベット・モンゴル・中国・朝鮮・日本などにおける仏教。北伝仏教。 南方仏教
- なんぽうぶっきょう 【南方仏教】 南方アジアに広まった仏教。主としてスリランカ・ミャンマー・タイ・カンボジア・ラオスに伝わり流布している上座部系の仏教をさす。パーリ語の聖典を保持するので,パーリ仏教ともいう。 →北方仏教
- なんぽう-ぶっきょう ―パウ―ケウ [5] 【南方仏教】 南方アジアに広まった仏教。主としてスリランカ・ミャンマー・タイ・カンボジア・ラオスに伝わり流布している上座部系の仏教をさす。パーリ語の聖典を保持するので,パーリ仏教ともいう。 北方仏教
- しょうじょうぶっきょう 【小乗仏教】 自己の悟りを偏重する仏教。大乗仏教徒が,特に利他主義の立場から,従来の伝統仏教に対して与えた称。スリランカ・ミャンマーなど南方仏教はこの系統に属する。批判的な意味をもたない場合は上座部仏教・南方仏教と呼ぶ。小乗。小乗教。
- だいじょうぶっきょう 【大乗仏教】 紀元前一世紀以後インドに発生し,中国・日本・チベットなどに伝わった仏教の流れの通称。竜樹の中観派,無着・世親の瑜伽(ユガ)(唯識)派によって確立され,以後多様に展開した。一般的傾向としては,菩薩の修行,他者救済の重視,在家信仰の承認,空思想の深化などがあげられる。大乗。大乗教。
- ほっきょう 【北京】 (奈良を南京と呼ぶのに対して)京都のこと。 「―には我禅上人入宋(ニツソウ)して/正統記(嵯峨)」 ; 【法橋】 〔「ほうきょう」とも〕 (1)僧位の第三で,法印・法眼(ホウゲン)に次ぐ。「法橋上人位」の略。僧綱の律師に相当する位。法の橋。 (2)中世・近世,僧侶に準じて仏師・絵師・連歌師・医師などに与えられた称号。法の橋。
- ぶっきょう 【物狂】 〔「ものぐるい」の漢字表記「物狂」を音読みした語〕 (1)きちがいじみていること。 「―の人にて悪しき様にや/盛衰記 19」 (2)あきれたこと。心外なこと。 「『なうなうおぢやれ,物いはう』『ああ―や』/狂言・猿座頭」 ; 【仏教】 〔仏陀が説いた教えの意〕 紀元前五世紀(一説に六世紀)に釈迦が開いた宗教。インドにおこり,ほぼアジア全域に広まった。この世を苦しみ
- ほっぽうりょうど 【北方領土】 第二次大戦後,日本とソ連(解体後はロシア連邦)との間でその帰属をめぐって争われている千島南部の地域のこと。一般に南千島(国後(クナシリ)・択捉(エトロフ))と歯舞(ハボマイ)・色丹(シコタン)をさす。
- ほっぽう-りょうど ホクパウリヤウ― [5] 【北方領土】 第二次大戦後,日本とソ連(解体後はロシア連邦)との間でその帰属をめぐって争われている千島南部の地域のこと。一般に南千島(国後(クナシリ)・択捉(エトロフ))と歯舞(ハボマイ)・色丹(シコタン)をさす。
- こじ-ぶっきょう ―ブツケウ [3] 【居士仏教】 寺院で生活する僧侶の仏教に対して,在俗の信徒の仏教。インドの維摩経(ユイマギヨウ)は,その意義を説く代表的な経典。中国では多くの文人が在家の信徒であったし,白蓮社(ビヤクレンシヤ)もその一。日本では伝来以来,在家の仏教が重視され,明治以降は仏教復興の運動として主張された。
- ぶっきょうか 【仏教家】 仏教を信仰する人。仏教を研究する人。
- ぶっきょう-か ―ケウ― [0] 【仏教家】 仏教を信仰する人。仏教を研究する人。
- ぶっきょう-がく ―ケウ― [3] 【仏教学】 (信仰の立場を離れ)仏教を研究する学問。
- ぶは-ぶっきょう ―ブツケウ [3] 【部派仏教】 釈迦の死後百年頃から数百年の間に成立した二〇の部派による仏教。初め保守的な上座部と進歩的な大衆部に分かれ,のちに前者の系統が一一部,後者の系統が九部となった。これら二〇の部派を小乗仏教というのは大乗仏教側からの批判的呼称。
- りっぽう-きょう ―キヤウ 【律法経】 ベーダ聖典の補助文献で,祭事経の一。バラモン教の立場で社会制度・法律を明らかにしたもの。マヌの法典などの先駆。ダルマ-スートラ。 マヌ法典