みすごす 意味
- 【見過(ご)す】
(1)見ていながら気がつかない。見おとす。
「標識を―・す」
(2)気がついていながら何もせずそのままにしておく。放置する。
「悪を―・す」「黙って―・せない」
‖可能‖ みすごせる
- のみすごす 【飲み過ごす】 飲み過ぎる.
- よみすごす 【読み過(ご)す】 読んでいながら気がつかない。読み落とす。 「要点を―・す」
- 読みすごす 見逃す; 読み過す; 見損なう; 見おとす; 見逃がす; 見外す; 見はずす; 見逸れる; 見のがす; 見すごす; 見過す; 見過ごす; 見落とす; 見落す; 読過ごす; 目溢する; 見流す; 読み過ごす; 読過す; 見遁す; 目溢しする
- すごす 【過(ご)す】 〔「すぐす」の転〕 (1)時間がたつのにまかせる。月日・時をおくる。くらす。 「遊んで―・す」「楽しいひとときを―・す」「一冬―・す」 (2)限度をこす。特に,酒をたくさん飲む。また,単に酒を飲む。 「つい酒を―・す」「和尚さんもあまり行けぬ口に一杯―・された/風流懺法(虚子)」 (3)(動詞の連用形に付いて)(ア)そのままにしておく。ほうっておく。 「見―・す」
- すごすご 【悄悄】 気落ちして元気なく,しょんぼりしているさまを表す語。また,元気なくその場を立ち去るさま。しおしお。 「ことわられて,―(と)帰る」「返す言葉も無く―と立上り/鉄仮面(涙香)」
- ききすごす 【聞き過(ご)す】 聞いても心にとめないでおく。聞き流す。ききすぐす。 「―・すことのできない話」 ‖可能‖ ききすごせる
- ねすごす 【寝過(ご)す】 起きる予定の時刻を過ぎてしまう。 「うっかり―・してしまった」
- のりすごす 【乗り過(ご)す】 乗り物に乗ったまま目的地の先まで行ってしまう。乗り越す。
- やりすごす 【遣り過(ご)す】 (1)あとから来たものを先に通らせる。 「自動車を―・す」 (2)ある状態が経過するにまかせる。 「猛暑を―・してから旅立つ」 (3)限度を超えてする。しすぎる。 「酒を―・して体を壊す」
- 聞きすごす 捨て置く; 聞落とす; 聞き捨てる; 聞洩らす; 見外す; 見はずす; 聞外す; 聞き損う; 見過ごす; 差し措く; 見落とす; 聞落す; 見落す; 聞き過す; 放っておく; 見逃す; 見逃がす; 聞きはずす; 見すごす; 聞過ごす; 聞漏す; 聞きもらす; 放って置く; 聞き漏らす; 聞き流す; 聞洩す; 黙殺する; ほうる; 聞きおとす; 無みする; 見そんじる; 聞きながす; 無視する;
- 見すごす 聞洩す; 聞きもらす; 聞き漏らす; 聞漏す; 書き落す; 取落とす; 聞過ごす; 書落とす; 言落す; 落す; 漏らす; 為落とす; 聞きはずす; 見逃がす; 見逃す; 読過す; 落とす; 取り落とす; 聞き過す; 書き漏らす; 為落す; 見落とす; 見落す; 聞落す; 取逃す; 言い落す; 聞き損う; 見過ごす; 見はずす; 見逸れる; 聞外す; 聞洩らす; 見外す; 書残す; 取り逃す;
- 遣りすごす 遣過す; 行き過ぎる; 遣り過す; やり過ぎる; 為過ぎる; 遣り過ごす; 仕過ごす; 為過ごす; やり過ごす; 遣り過ぎる; 行過る; 行過ぎる; 遣過ぎる; 行きすぎる
- おもいすごす 【思い過(ご)す】 (1)よけいなことまで考えて気をもむ。取り越し苦労をする。 「―・してくよくよする」 (2)〔上代東国方言〕 「思い過ぐす{(1)}」に同じ。 「かなしけ児ろを―・さむ/万葉 3564」
- ごす 【後す】 今よりあとになる。 「それは―・して生捕るは易いこと/歌舞伎・好色伝授」 ; 【期す】 ⇒ごする(期) ; 【伍す】 ※一※ (動サ五) 〔サ変動詞「伍する」の五段化〕 「伍する」に同じ。 「列国に―・す」 ※二※ (動サ変) ⇒ごする ; 【呉須】 (1)磁器の染め付けに用いる藍色の顔料。主成分は酸化コバルトで,ほかに鉄・マンガンなどを含む。天然に
- すご 【素子】 〔万葉集巻一の冒頭の歌の「菜採須児(ナツマスコ)」を「なつむすご」と誤読して生じた語〕 卑しい者。身分の低い者。 「山田守る―が鳴子に風触れて/六百番歌合」