むふんべつ 意味
- 【無分別】
分別のないこと。よく考えないで行動すること。また,そのさま。
「何にでも―に手を出す」「―な行動」
- むふんべつち 【無分別智】 〔仏〕 対象を客体として認識・分析する分別を超えた絶対的な智。世界の窮極の真理を把握する智慧(チエ)。実智。真智。根本智。 ⇔分別智
- むふんべつ-ち [5] 【無分別智】 (仏) 対象を客体として認識・分析する分別を超えた絶対的な智。世界の窮極の真理を把握する智慧(チエ)。実智。真智。根本智。 分別智
- でき-ふんべつ 【出来分別】 急に思いついた考え。出来心。「―にて,息も引きとらぬうちより,女は後夫のせんさくを耳に掛け/浮世草子・五人女 5」
- ひと-ふんべつ [2] [3] 【一分別】 ひとしきり考えること。一思案。ひと考え。「ここは―あるべきところだ」
- ふんべつ 【分別】 (1)物事の是非・道理を判断すること。わきまえること。また,そのような能力。 「事態を―する」「思慮―がある」 (2)〔仏〕 虚妄である自他の区別を前提として思考すること。転じて,我(ガ)にとらわれた意識。 「―みだりに起こりて,得失止む時なし/徒然 75」 →ぶんべつ(分別)
- ふんべつち 【分別智】 〔仏〕 自他の区別を前提として行われる,煩悩(ボンノウ)をもつ人間の思考。凡夫の思考。世俗的思惟。 ⇔無分別智
- ふんべつ-がお ―ガホ [0] 【分別顔】 いかにも分別がありそうな顔つき。わきまえた顔つき。
- ふんべつ-ち [4] 【分別智】 (仏) 自他の区別を前提として行われる,煩悩(ボンノウ)をもつ人間の思考。凡夫の思考。世俗的思惟。 無分別智
- む-ふんべつ [2] 【無分別】 (名・形動) [文] ナリ 分別のないこと。よく考えないで行動すること。また,そのさま。「何にでも―に手を出す」「―な行動」
- しりょ-ふんべつ [1] - [1] 【思慮分別】 慎重に考えて物事を判断すること。
- じょう-ふんべつ ジヤウ― [3] 【上分別】 最もよい分別。よい判断。
- できふんべつ 【出来分別】 急に思いついた考え。出来心。 「―にて,息も引きとらぬうちより,女は後夫のせんさくを耳に掛け/浮世草子・五人女 5」
- ひとふんべつ 【一分別】 ひとしきり考えること。一思案。ひと考え。 「ここは―あるべきところだ」
- ふんべつがお 【分別顔】 いかにも分別がありそうな顔つき。わきまえた顔つき。
- ふんべつゴミ 分別ゴミ