むらむら 意味
- 【群群・叢叢】
(1)あちこちに群がっているさま。
「凌霄(ノウゼン)の燃えるやうな花が―と咲いてゐる/ヰタ・セクスアリス(鴎外)」
(2)群れをなして集まったり動いたりするさま。
「石橋へ,―と集つて列を作る/偸盗(竜之介)」
(3)雲・煙などの湧き上がるさま。
「雲―と立ち渡りつ/自然と人生(蘆花)」
(4)衝動や激しい感情が急に起こるさま。
「―と怒りがこみ上げる」「―と悪心がきざす」
- むらむらし 【斑斑し・叢叢し】 濃淡がある。まだらである。 「つき草のうつし心やいかならむ―・しくもなりかへるかな/馬内侍集」
- むらむら・し 【斑斑し・叢叢し】 (形シク) 濃淡がある。まだらである。「つき草のうつし心やいかならむ―・しくもなりかへるかな/馬内侍集」
- なかむらむらお 【中村武羅夫】 (1886-1949) 小説家。北海道生まれ。雑誌「新潮」の編集長。また,同人誌「不同調」を主宰。通俗小説「人生」「地霊」,評論「誰だ?花園を荒す者は!」など。
- うらむらくは 【恨むらくは・憾むらくは】 残念なことには。遺憾なのは。 「―仕上げが雑だ」
- うらむらく-は [2] 【恨むらくは・憾むらくは】 (連語) 残念なことには。遺憾なのは。「―仕上げが雑だ」
- うらむらさき 【末紫】 紫色。歌などで,多く「恨む」にかける。 「松にかかれる藤波の,―に咲ける色/平家 12」
- むら 【疋・匹】 助数詞。巻いた布地を数えるのに用いる。 「くれはとりといふ綾を二―包みて遣はしける/後撰(恋三詞)」 ; 【村】 〔「群(ムラ)」と同源〕 (1)人の集まり住んでいる所。村落。 (2)地方公共団体の一。そん。 (3)農業・漁業など地域と結びついた生産活動に従事する人々が住む地域。町に対していう。 (4)ある催しのためなどに,大勢の人が宿泊する施設。 「選手―」
- むら-むら [1] 【群群・叢叢】 (副) (1) あちこちに群がっているさま。「凌霄(ノウゼン)の燃えるやうな花が―と咲いてゐる/ヰタ・セクスアリス(鴎外)」 (2) 群れをなして集まったり動いたりするさま。「石橋へ,―と集つて列を作る/偸盗(竜之介)」 (3) 雲・煙などの湧き上がるさま。「雲―と立ち渡りつ/自然と人生(蘆花)」 (4) 衝動や激しい感情が急に起こるさま。「―と怒り
- あじ-むら アヂ― 【䳑群】 アジガモの群れ。「山のはに―さわき行くなれど/万葉 486」
- いな-むら [0] 【稲叢】 刈り取った稲を積み重ねたもの。
- いむら 【居村】 (1)自分の住んでいる村。 (2)(出村(デムラ)に対して)もとになっている村。本村(ホンソン)。
- いろ-むら [0] 【色斑】 染色などで,色のつき方にむらが生じていること。また,その箇所。
- い-むら ヰ― [0] [1] 【居村】 (1) 自分の住んでいる村。 (2) (出村(デムラ)に対して)もとになっている村。本村(ホンソン)。
- えだ-むら [0] 【枝村】 江戸時代,開拓などによって本村から分立した村。元の村は親村・親郷という。
- えむら 【江村】 姓氏の一。
例文
- 私はむらむらとその本が買いたくなった。
- 授業中に むらむら しとらんだろうな?
- 授業中に むらむら しとらんだろうな?
- 田村村(たむらむら)、林村、伴野村、福島分、壬生沢分が合併して神稲村となる。
- 歴代の愛刀は村生(むらなま)、魅雄(みお)、村さ来(むらさき)、村叢(むらむら)。