ガラス 意味
- 〖(オランダ) glas〗
(1)高温で溶融状態にあったものが急速に冷却されて,結晶化せずに固化したもの。また,その状態。無定形状態の一つで,立体的な網目状構造をとる。
(2)ケイ酸塩ガラスのこと。ケイ砂・炭酸ソーダ・炭酸石灰などを高温で溶融し冷却して作る。透明・硬質で,もろい。種々の器具・建材などに用いる。玻璃(ハリ)。
「―を割る」「窓―」
〔「硝子」とも書く〕
- あわせ-ガラス アハセ― [4] 【合(わ)せ―】 安全ガラスの一。二枚のガラスの間に透明な樹脂膜をはさんで接着したもの。丈夫で,割れても破片が飛び散らない。車両・航空機・船舶などの窓ガラスとして使われる。
- あわガラス 細かい気泡を含んだガラス。ガラス粉末に炭素・炭酸カルシウムなどをまぜて加熱・発泡させてつくる。断熱材・防音材などに利用。
- あわ-ガラス [3] 【泡―】 細かい気泡を含んだガラス。ガラス粉末に炭素・炭酸カルシウムなどをまぜて加熱・発泡させてつくる。断熱材・防音材などに利用。
- いたガラス 板状のガラス。
- いた-ガラス [3] 【板―】 板状のガラス。
- いろガラス 金属または,金属の酸化物を使って種々の色に着色したガラス。装飾用や写真のフィルター,信号などに用いられる。着色ガラス。
- いろ-ガラス [3] 【色―】 金属または,金属の酸化物を使って種々の色に着色したガラス。装飾用や写真のフィルター,信号などに用いられる。着色ガラス。
- きせガラス ガラス器物の加飾法の一。透明なガラス素地を覆うように色ガラスを重ねて熔着する技法。また,その技法で作られた製作品。内側に色ガラスを重ねたときは内被せガラスと呼ぶ。オーバーレイ-グラス。ケース-ガラス。
- きせ-ガラス [3] 【被せ―】 ガラス器物の加飾法の一。透明なガラス素地を覆うように色ガラスを重ねて熔着する技法。また,その技法で作られた製作品。内側に色ガラスを重ねたときは内被せガラスと呼ぶ。オーバーレイ-グラス。ケース-ガラス。
- きほう-ガラス ―ハウ― [4] 【気泡―】 ガラス粉末に発泡剤を加え,加熱して多孔質にしたガラス。断熱材・壁材とする。
- きりこ-ガラス [4] 【切(り)子―】 種々の彫刻・切り込みなどをほどこしたガラス器。カット-グラス。
- くもり-ガラス [4] 【曇り―】 磨りガラス
- けしガラス 「すりガラス」に同じ。
- けし-ガラス [3] 【消し―】 「すりガラス」に同じ。
- こしガラス 障子の腰の部分にガラスをはめてあるもの。また,そのガラス。
例文
- 彼が窓ガラスを割った男だと思いますか。
- ガラスは水中でハサミで簡単に切れる 。
- トムは床から割れたガラスを拾い上げた。
- 窓ガラスを割ったいたずら坊主はだれだ?
- 手紙を入れたガラスびんを持っている 。
- 火事の場合はこのガラスを割りなさい。
- テーブルの上にガラスのコップがある。
- 彼女は、彼が窓ガラスを割るのを見た。
- 車の前面ガラスは砕けて粉々になった。
- 塀の上には割れたガラスがありました。