不可侵 意味
- 不可侵条約 ふかしんじょうやく ⑤ ⇒不侵略条約(フシンリヤクジヨウヤク)
- 不可侵権 ふかしんけん ③ 国際法上,主として外交使節について,その身体・名誉などは侵すことができないとする特権。
- 住居の不可侵 じゅうきょのふかしん 憲法が保障する基本的人権の一。居住者の承諾なく,住居への立ち入りや捜索は許されないという原則。
- 独ソ不可侵条約 どくソふかしんじょうやく 1939年8月23日モスクワで調印された,ドイツ・ソ連両国の相互不可侵に関する条約。東ヨーロッパにおける両国の勢力範囲を画定した秘密議定書が付属されていた。一週間後ドイツがポーランドに侵入,九月にはソ連軍もポーランドに侵入,両国はポーランドを分割した。41年6月のドイツ軍のソ連侵攻により破棄。
- 不可 ふか ②① (1)よくないこと。いけないこと。 「可もなく―もない出来栄えだ」 (2)成績を評価する語。不合格を表す。 「優・良・可・―」
- 不可分 ふかぶん ② 密接に結びついていて,分けることができない・こと(さま)。 ⇔可分 「密接―な関係」
- 不可合 合わせる; 併せる; 一緒; 合併
- 不可得 ふかとく ② (1)〔仏〕 真理・悟り,仏の考えなどが人間の思慮を超えていて認識できないこと。 (2)求めても得られないこと。 「講ずべき書を此中に求めむことは殆ど―である/伊沢蘭軒(鴎外)」
- 不可抗 ふかこう ② 人の力ではどうしようもない・こと(さま)。 「―な力が働く」
- 不可欠 ふかけつ ② 欠くことのできない・こと(さま)。必須。 「―な条件」 ﹛派生﹜——さ(名)
- 不可測 ふかそく ② 予測のできない・こと(さま)。不測。 「―な事態」「苟も其理に通ぜざれば知覚運動する所以実に―なり/明六雑誌 25」
- 不可知 ふかち ② 知ることができないこと。
- 不可能 ふかのう ② 可能でないこと。できないこと。また,そのさま。 ⇔可能 「実現は―だ」「―な計画」「―に挑戦する」 ﹛派生﹜——さ(名)
- 不可見 ふかけん ② 見ることができない・こと(さま)。 「―な存在」
例文
- 不可侵条約を結びながら、攻撃してくるとは。
- 人権の不可侵性、古来からのhabeas corpus(人身保護令状)が、新法律制度によって制限を受ける国は英国のみではない。
- 相互不可侵条約を交わすことになった
- この国々の間では不可侵協定があり
- 不可侵条約を破ってな
- 教会の不可侵地帯にマスターが干渉するのは禁じられているはずですが
- また、護民官の身体は不可侵とされた。
- 8月23日 - 独ソ不可侵条約締結。
- 障害のある人への不可侵性を保護する。