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五時教 意味

読み方:
"五時教"の例文

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  • ごじきょう
    〔仏〕 天台宗で釈迦一代の説教を,華厳時(ケゴンジ)・阿含時(アゴンジ)・方等時(ホウドウジ)・般若時(ハンニヤジ)・法華涅槃時(ホツケネハンジ)の五期に分け,経典をその各時期に対応させることによって仏説を体系づけた経典批判。
    →五時八教

  • 五時    ごじ ① (1)時刻の名の一。 (2)暦で,立春・立夏・大暑・立秋・立冬の五つの日。 (3)「五時教(ゴジキヨウ)」の略。 「四教―の春の花もにほはず/平家 2」
  • 三時教    さんじきょう ◎ 〔仏〕 法相(ホツソウ)宗で釈迦一代の説法を三期に分けたもの。第一時は阿含(アゴン)経などに説く小乗の教えで,現象には実体がないがそれを構成する要素は存在するという有教(ウキヨウ),第二時は般若(ハンニヤ)経などに示されるすべてに実体がないとする空教,第三時は華厳経や解深(ゲジン)密経などに示される非空非有の最終的真理を説く中道教であるとする。有空中(ウクウチユウ)。三教。
  • 二十五時    にじゅうごじ 〔原題 (フランス) La vingt-cinquième heure〕 ゲオルギュの長編小説。1949年刊。ナチズム・ソビエト共産主義・アメリカ資本主義すべての悪を摘発,断罪して世界的反響を呼んだ。
  • 五時八教    ごじはっきょう 〔仏〕 智顗(チギ)の行なった天台宗の教相判釈(ハンジヤク)。釈迦の教えを時代に従って五教に分け,教え導く方法から化儀の四教(頓教・漸教・秘密教・不定教)に,教法の深浅から化法の四教(三蔵教・通教・別教・円教)に分類した。八教。 →教相判釈 →五時教
  • 臨時教育会議    りんじきょういくかいぎ 第一次大戦後の教育改革に関する調査審議を目的として1917年(大正6)から19年まで設置された内閣の諮問機関。その答申により昭和初期までの教育制度の基調がうちだされ,公・私立大学の設置が認められた。
  • 臨時教育審議会    りんじきょういくしんぎかい 教育改革のための内閣総理大臣直属の諮問機関。1984年(昭和59)設置。87年最終答申をもって解散。臨教審。
  • 一代五時の仏法    いちだいごじのぶっぽう 釈迦の説いたすべての教説。 →五時教(ゴジキヨウ)
  • 五智    ごち ① (1)密教で,大日如来のもつ智を五つに分けたもの。大円鏡智・平等性智(ビヨウドウシヨウチ)・妙観察智(ミヨウカンザツチ)・成所作智(ジヨウシヨサチ)の「四智(シチ)」に,四智の根本である法界体性智(ホツカイタイシヨウチ)を加えたもの。 →五智如来 (2)能楽で,舞の五種の技。手智・舞智・相曲智・手体智・舞台智。 「舞に―あり/花鏡」
  • 五智の宝冠    ごちのほうかん 大日如来などが頭上に頂く宝冠。五角形の各平面に五智五仏を配する。五仏宝冠。
  • 五星    ごせい ◎① (1)五つの星。 (2)中国で古代から知られている五惑星。歳星(木星)・熒惑(ケイコク)(火星)・鎮星(土星)・太白(タイハク)(金星)・辰星(シンセイ)(水星)の称。五緯(ゴイ)。
  • 五智五仏    ごちごぶつ ③ ⇒五智如来(ニヨライ)
  • 五明    ごみょう ◎ 古代インドにおける学問の分類。仏教徒の学芸である内の五明の声明(シヨウミヨウ)(音韻学・文学)・因明(論理学)・内明(教理学)・医方明(医学)・工巧(クギヨウ)明(工学・数学・暦学)と,因明・内明の代わりに呪術明・符印明を含んだ世俗一般の学芸である外(ゲ)の五明がある。 ; ごめい 〔舜(シユン)が作ったという扇の名から〕 扇の異名。 「―はかたじけなや/咄本・醒睡笑
  • 五智如来    ごちにょらい ③ 密教の五智をそれぞれそなえた如来。大日(法界体性智(ホツカイタイシヨウチ))・阿閦(アシユク)(大円鏡智)・宝生(ホウシヨウ)(平等性智)・阿弥陀(妙観察智)・不空成就(成所作智(ジヨウシヨサチ))の五如来。五智五仏。 →五智

例文

  • また真如苑に批判的な立場の宗派でも五時教判の方等時に、大日如来が説いた大日経や金剛頂経を配している。
  • ことに法寶は五時の教判を立てて小大乗の経典を涅槃経に摂したが、これが後に天台宗の智顗の五時教判に流用されたものである。