先 意味
- さっき ①
〔「先(サキ)」の促音添加〕
ほんの少し前の時。先ほど。先刻。
「―から待っていた」「―出かけたばかり」
- せん ①
(1)現在のものの前であること。
「―の勤め先」「―の女房/滑稽本・浮世床(初)」
(2)(現在から過去にさかのぼる方向で)前の方。以前。昔。
「―に行ったことがある」「―から気付いていた」
(3)順序が前であること。さきんずること。
「機早なる若大衆共,武士に―をせられじとや思けん/太平記 15」
(4)囲碁・将棋で,先手。また,囲碁では一方が常に黒を持って先着する手合割り。
→互い先(セン)
→先相先(センアイセン)
(5)「先途(センド)」の略。
「爰を―といどみあふ/浄瑠璃・平家女護島」
――を越・す
相手に先んじて物事をする。先を取る。
――を取・る
「先を越す」に同じ。
- 先―時代 せんカンブリア-じだい [8] 【先―時代】 地殻ができてから古生代カンブリア紀の前までの時代。古いほうを始生代,新しいほうを原生代と二分することもある。太古代。
- 先・前 さき ◎ (1)物の先端。出っ張ったところ。はな。 「―のとがった棒」「指の―」 (2)進んで行く一番前。先頭。 「―を切って走る」「行列の―」 (3)時間的に早いこと。 ⇔あと 「―に出かける」「―に着いた順に並ぶ」 (4)順序が前であること。 ⇔あと 「代金を―に払う」 (5)その時よりも前。以前。 ⇔のち 「―に申したとおり」「転ばぬ―の杖」「―の世」 (6)
- 売(り)先 うり-さき [0] 【売(り)先】 品物を売り込む相手。うりくち。
- 売{(}り{)}先 うりさき ◎ 品物を売り込む相手。うりくち。
- 売{(り)}先 うりさき ◎ 品物を売り込む相手。うりくち。
- 届(け)先 とどけ-さき [0] 【届(け)先】 品物などを届ける先。
- 届{(}け{)}先 とどけさき ◎ 品物などを届ける先。
- 届{(け)}先 とどけさき ◎ 品物などを届ける先。
- 掛(け)先 かけ-さき [0] [4] 【掛(け)先】 掛け売りをした得意先。また,その代金。「―を残らず使ひ込み/にごりえ(一葉)」
- 掛{(}け{)}先 かけさき ◎④ 掛け売りをした得意先。また,その代金。 「―を残らず使ひ込み/にごりえ(一葉)」
- 掛{(け)}先 かけさき ◎④ 掛け売りをした得意先。また,その代金。 「―を残らず使ひ込み/にごりえ(一葉)」
- 行(き)先 いき-さき [0] 【行(き)先】 ゆきさき
- 行{(}き{)}先 いきさき ◎ ⇒ゆきさき ; ゆきさき ◎ 〔「いきさき」とも〕 (1)行こうとしている目的地。 「―を告げずに家を出る」 (2)未来の状況。 「今のままでは―が不安だ」
- 行{(き)}先 いきさき ◎ ⇒ゆきさき ; ゆきさき ◎ 〔「いきさき」とも〕 (1)行こうとしている目的地。 「―を告げずに家を出る」 (2)未来の状況。 「今のままでは―が不安だ」
- 小身先・込(み)先 こみ-さき [0] 【小身先・込(み)先】 刀剣の茎(ナカゴ)の端。
例文
- 佐藤先生が私のクラスを担当しています。
- ショッピングセンターは一マイル先です。
- 母は先週インフルエンザにかかりました。
- 彼女は一般の先生と比べればよい先生だ。
- 彼女は一般の先生と比べればよい先生だ。
- 先日時計を買ったがそれは時間が正確だ。
- 先生は私の説明を注意深く聞いてくれた。
- 彼はいつも先生の悪口ばかり言っている。
- 先週誕生日を迎え、30歳になりました。
- 彼の奥さんは私のイタリア語の先生です。