別 意味
- べち
〔呉音〕
「べつ(別)」に同じ。
「―の子細候はず/平家 7」
- べつ ◎
(1)違い。差異。区別。
「男女の―を問わない」「長幼の―をわきまえる」
(2)あるものと同じでない・こと(さま)。
「それはまた話が―だ」「―の人に頼んでみる」「―な物を探す」
(3)他と同様でない・こと(さま)。特別。
「彼は―として,普通はみなそうする」
→別に
- わけ
古代の姓(カバネ)の一。皇族出身者が地方官として下り,地名を冠して用いたのがはじめとされる。
- 分き・別 わき 〔四段動詞「わく(分)」の連用形から〕 (1)差別。区別。 「夜昼といふ―知らず我(ア)が恋ふる/万葉 716」 (2)分別。思慮。 「我は子うむ―も知らざりしに/大鏡(序)」
- 別 の 他 の; 外 の
- 判鑑 はんかがみ ③ 江戸時代,照合用として,あらかじめ関所・番所などに届け出ておく印影の見本。
- 判金・版金 はんきん ◎ 〔「ばんきん」とも〕 大判金と小判金。特に,大判金。
- 判賃 はんちん ① 江戸時代,奉公人や借家人の保証人となって契約書に判をおした者が,その報酬として受け取る金銭。
- 別々 別別; 別箇; 截然たる; 画然たる; 劃然たる; 分離性; 別個; 異々; せつ然たる; 個別; 際やか; 異なった; 異異; 独自; 別
- 判読 はんどく ◎ 読みづらい文字や理解しにくい内容を見当をつけながら読むこと。 「―に苦しむ」「―しがたい」
- 別々に 別別に
- 判詞 はんし ① 歌や句の優劣の判定を述べた詞(コトバ)。
- 別々にする 区切る
例文
- 大衆は差別問題に関して全く無知である。
- 展示中のバラは色別にまとめられてある。
- 3月21日は国際人種差別撤廃デーです。
- その二つの考えはまったく別個のものだ。
- 私たちは旅の終わりに握手をして別れた。
- その子は善悪の区別がつくようになった。
- 彼は私たちに別れを告げて、立ち去った。
- 別の理由があるね?どう?図星でしょう?
- 手伝いには誰か別の人を探してください。
- 彼は海辺の別荘を買うことに決めている。