剋する・克する 意味
読み方:
意味携帯版
- こくする ③
(1)克服する。打ち勝つ。
「夫を―・する顔だ/吾輩は猫である(漱石)」
(2)五行説で,一つが他に勝つ。相剋する。
- 剋する 打ち倒す; 討破る; 打勝つ; 撃ち破る; 仆す; 駕する; 超越する; 打破る; 勝つ; 優れる; 打ち負かす; 打負かす; 克つ; 勝る; 越える; 越す; 優る; 凌ぐ; 打倒す; 負かす; 勝れる; 克する; 超す; 打ち克つ; 上回る; 討ち破る; 超絶する; 打ち勝つ; 超える; 破る; 倒す; 上まわる
- 克する 打負かす; 打ち負かす; 克つ; 越す; 越える; 勝る; 打勝つ; 討破る; 撃ち破る; 打ち倒す; 勝つ; 打破る; 優れる; 駕する; 仆す; 超越する; 討ち破る; 上回る; 破る; 超える; 倒す; 上まわる; 超絶する; 打ち勝つ; 凌ぐ; 負かす; 打倒す; 剋する; 優る; 打ち克つ; 超す; 勝れる
- 相克する 相剋
- 超克する 打ち勝つ; 乗り越える; 打ち克つ; 踏み越える; 乗りきる; 乗りこえる; 克服する; 打勝つ; 乗っ切る; 乗越える
- する 【剃る】 「そる(剃)」の転。 「顔を―・る」 ‖可能‖ すれる ; 【掏る】 人が身につけている金品を素早く盗み取る。 「財布(サイフ)を―・られた」 ‖可能‖ すれる
- する-する [1] (副) (1) なめらかに滑るさま。滑るように動くさま。「幕が―(と)上がる」「―(と)近寄って来た」 (2) 事が支障なく行われるさま。順調に進むさま。「糸を引くと―(と)ほどける」「―(と)擦り抜ける」
- するする 〔女房詞〕 するめ。[大上臈御名之事] ; (1)なめらかに滑るさま。滑るように動くさま。 「幕が―(と)上がる」「―(と)近寄って来た」 (2)事が支障なく行われるさま。順調に進むさま。 「糸を引くと―(と)ほどける」「―(と)擦り抜ける」
- するすると とんとん; すいすい; トントン拍子; 円滑に; 抜く手も見せず; すんなり; ずんずん; スイスイ; つっつと; 疾く; すらすら; すかり; つるつる; すっすっ; すいすいと; するする; すうすう; さらっと; とっとと; とんとん拍子; つうと; つっと; つうっと
- 付する・附する ふする ② (1)つく。つき従う。 「先学の驥尾(キビ)に―・する」 (2)添える。つける。 「書類に証明書を―・する」 (3)物事を任せる。託す。…という形で処理する。付託する。 「問題を審議に―・する」「不問に―・する」
- 価する・値する あたいする ◎ (多く「…にあたいする」の形で名詞や動詞の連体形を受けて)それだけのねうちがある。 「賞賛に―・する」「一見に―・する」「読むに―・しない」
- 嘉する・好する よみする ③ 〔「よみ」は形容詞「良し」の語幹に接尾語「み」の付いたもの〕 よしとする。ほめる。 「其厚意(ココロ)を―・し,情を掛て使ひけるが/こがね丸(小波)」
- 寇する・仇する あだする ②③ 〔「あたする」とも〕 (1)危害を加える。 「家に―・する敵/婦系図(鏡花)」 (2)敵対する。はむかう。 「王は外道に党(カタチワ)へり。其れ―・す可けむや/大唐西域記(長寛点)」
- 座する・坐する ざする ② (1)すわる。 「―・して死を待つわけにはいかない」 (2)事件のかかりあいになる。まきぞえをくう。連座する。 「汚職事件に―・して辞任する」 座して食らえば山も空(ムナ)し 働かないでいると,どんなに財産があっても使い果たしてしまう。
- 抄する・鈔する しょうする ③ (1)書き写す。また,抜き書きする。 (2)あちこちから抜き出したものを集めて本を作る。 「延喜の御時に古今―・せられしをり/大鏡(昔物語)」 (3)抜き出して注をつける。 「本がなさに索隠本で―・するぞ/史記抄 13」 (4)紙を漉(ス)く。