力ずく 意味
- ずく 【尽く】 〔「尽くし」の略から〕 名詞に付く。 (1)ただその手段だけで,それにものをいわせての意を表す。 「腕―」「力―」 (2)ただそれだけの目的での意を表す。 「欲得―でつきあう」 (3)それをした上で,そうすることによって,の意を表す。 「納得―で決めたこと」「相対(アイタイ)―」「相談―」 ; 【木菟】 ミミズクの異名。﹝季﹞冬。 ; 【銑】 〔「銑鉄(
- ・・・ずく ・・・ 一点張り
- ずくずく しとしと; ぐじゃぐじゃ; しめっぽい; 湿潤; 雨勝; びたびた; ぐちゃぐちゃ; ぐちょぐちょ; 湿った; ぐしゃぐしゃ; びしょびしょ; 雨勝ち; 湿っぽい
- あずく 【預く】 ⇒あずける
- いじ-ずく イヂヅク [0] 【意地尽く】 意地だけで物事をしようとすること。いじばり。「―でやり通す」
- いずく 【何処】 〔「いづこ」の古形〕 不定称の指示代名詞。どこ。いずこ。 「―より来りしものそ/万葉 802」 ――はあれど 他にもそういう場所があるけれども,それはそれとして。 「みちのくは―しほがまの/古今(東歌)」
- うずく 【疼く】 (1)ずきずきと痛む。 「足が―・く」「古傷が―・く」 (2)後悔や悲しみで心が痛いように感じる。 「思い出すたびに心が―・く」
- うで-ずく ―ヅク [0] [4] 【腕尽く】 (1) 腕力をふるって自分の思うようにすること。「―で取り上げる」 (2) 自分の実力だけで物事をすること。「―にて金も名誉(ホマレ)も意の如くに得られるからの奮発出精/当世書生気質(逍遥)」
- うん-ずく ―ヅク 【運尽く】 事の成り行きを運にまかせること。運まかせ。「此の上は―,神力にまかせん/浄瑠璃・大職冠」
- えずく 【嘔吐く・噦く】 食べた物を吐き出す。もどす。 「むせて―・き惑ひけるほどに/体源抄」
- かお-ずく カホヅク 【顔尽く】 その人の知名度・信用・体面など。また,それらにものをいわせて事を行うこと。顔をきかすこと。「お―では貸されませぬ/歌舞伎・天衣紛」
- かずく 【被く】 〔「かずく(潜)」と同源。「かつぐ」とも〕 ※一※ (動カ四) (1)頭にかぶる。 「黒き物を―・きて/源氏(手習)」 (2)当座の褒美・引き出物として,布・装束などを主君から与えられる。また,それを左肩にかける。 「白き物どもをしなしな―・きて/源氏(若菜上)」 (3)損害などを身に受ける。 「闇にても人はかしこく,老たる姿を―・かず/浮世草子・五人女 2」 ※二
- かね-ずく ―ヅク [0] 【金尽く】 金銭の力だけで物事を解決しようとすること。金銭ずく。かねずくめ。「―で納得させる」
- きずく 【築く】 〔「城(キ)築(ツ)く」の意。古くは「きつく」とも〕 (1)土や石をつき固めてつくる。 「堤防を―・く」「松のひまびま墓を―・く/松島賦」 (2)城や砦(トリデ)をつくる。 「城を―・く」 (3)基礎を固めて,しっかりしたものにする。努力してつくりあげる。 「伝統を―・く」「財産を―・く」 ‖可能‖ きずける
- ぎり-ずく ―ヅク [0] [4] 【義理尽く】 義理を立て通すこと。義理立て。「―で他人からしていただくんでは胸がつかへますから/或る女(武郎)」
例文
- 彼は群衆の中を力ずくで進んでいった。
- 彼はそれを力ずくで彼女から奪った。
- 他の捕食動物(オオカミ、ヤマネコ)の獲物を力ずくで奪うことができる。
- ならば 力ずくで 聞き出すしかないか。
- ならば 力ずくで 聞き出すしかないか。
- 力ずくで聖杯を呼ぶことも出来るでしょう
- 無理だってば 力ずくは通じないってば!
- 無理だってば 力ずくは通じないってば!
- とにかく次失敗したら 俺が力ずくで奪う
- そうか なら力ずくで奪うしかないな。