固め文 意味
読み方:
意味携帯版
- かためぶみ
誓いの文書。誓約書。
- 固め かため ◎ 〔動詞「固める」の連用形から〕 (1)物事をゆるぎなく安定させること。また,そうするもの。 「基礎―」 (2)しっかりと結び付けること。約束。 「夫婦の―」 (3)守備。警備。 「門の―に就く」
- 体固め たいがため ③ レスリングで,相手を押さえ込みフォールまでもっていく一連の技の総称。
- 口固め くちがため ◎③ (1)他言をとめること。口止め。 (2)言葉で約束すること。口約束。 (3)男女の契り。
- 固める かためる ◎ (1)やわらかいものや液状・粉状のものを,形の変形しにくいものに変える。固くする。 「粘土をこねて―・める」「寒天を冷やして―・める」「雪を踏んで―・める」 (2)散らばっているものを,ひとまとめにする。寄せ集める。 「一週間分の食料を―・めて買い込む」「―・めて休暇をとる」 (3)不安定なものを安定させる。確実にする。 「基礎を―・める」「意志を―・める」「地歩を―
- 固め・堅め かため ◎ 〔「め」は接尾語〕 やや固い程度。 ⇔やわらかめ 「そばを―にゆでる」
- 固め技 かためわざ ◎ 柔道で,絞め技・抑え込み技・関節技などの総称。
- 地固め じがため ② (1)建築する前に,地面をならし地盤を強固にすること。地形(ジギヨウ)。 (2)物事の基礎をあらかじめかためておくこと。 「立候補のための―」
- 屋固め やがため ② 家の新築にあたって大黒柱を立てる際に行われる儀式。また,新築完成の祝い。
- 床固め とこがため ③ 河床の浸食を防ぎ,河川の形状を維持するために,河川を横断して設ける低い堤防。
- 底固め そこがため ③ 相場が下がるだけ下がって,もうそれ以上下がる余地のなくなったところでもみ合っている状態。
- 根固め ねがため ② 基礎を保護するために,玉石・コンクリートなどで覆って固めること。
- 歯固め はがため ② 〔「歯」は齢(ヨワイ)の意〕 (1)昔,長寿を願って,正月三が日に餅鏡(モチイカガミ)・大根・瓜・押し鮎・猪肉などを食べた行事。﹝季﹞新年。《―やいで海のもの山のもの/正岡子規》 (2)まだ歯の生えない乳児にしゃぶらせて,歯茎を固める玩具。おしゃぶり。
- 票固め ひょうがため ③ 選挙の前に,自分に入れてくれそうな票を確保するために運動・工作すること。
- 肩固め かたがため ③ 柔道の抑え込み技の名。あお向けになっている相手の片腕と頸部を一緒に抱きかかえるようにして抑え込むもの。
- 腕固め うでがため ③ (1)柔道・レスリングで,相手の片腕を自分の肩におさえつけつつひじの関節を攻める固め技。 (2)武芸などの技を練ること。