壺 意味
- こ ①
中国,古代のつぼ形の盛酒器。殷周時代の青銅製の祭器がよく知られる。
- つぼ ◎
□一□〔古くは「つほ」か〕
(1)胴が丸く膨らみ,口と底がつぼまった形の容器。世界各地に古くから見られ,主に液体や穀粒の貯蔵に用いられた。陶製・青銅製のものなどがある。
(2)博打(バクチ)に使う壺皿。
「―を振る」
(3)くぼんで深くなった所。
「滝―」「小山田のたな井の―に水澄みぬ/為忠百首(丹後守)」
(4)「壺胡簶(ツボヤナグイ)」の略。
□二□
(1)灸をすえ,また鍼(ハリ)を打って効果のある人体の定まった個所。穴。経穴。
「―を探る」
(2)物事の大事な点。急所。肝要な所。
「話の―を心得ている」「―を押さえる」
(3)見込むところ。図星。
「こちらの思う―だ」
(4)三味線や琴の勘所(カンドコロ)。
(5)矢を射るときにねらう所。矢壺。
「同じ―に射返候はんずる者/太平記 16」
→坪(6)
――に嵌(ハ)ま・る
まんまと図に当たる。ねらっていたとおりになる。
「思う―・る」
――の口を切・る
陰暦一〇月初めに,茶壺の封を切って新茶をひき,茶会を催す。
「夜は碁友達をあつめ,雪のうちには―・り/浮世草子・永代蔵 3」
- 壹 【壹】 (画 数) 12画 (音 訓) イチ,イツ,ひとつ (区 点) 5269 (JIS) 5465 (シフトJIS) 9AE3 (異体字) 壱
- 壷黴 壺黴; ツボカビ
- 壺の碑 つぼのいしぶみ 坂上田村麻呂が青森県上北郡天間林村に建てたと伝えられる石碑。弓の筈で日本中央と書きつけてあったという。後世,宮城県多賀城の碑と混同された。
- 壷金 ガッジオン; 軸受; 受金
- 壺中 こちゅう ①◎ (1)つぼの中。 (2)小心な者。臆病な者。 「生まれつきの―なものは/買卜先生安楽伝授」
- 壷網 立て網; 簀立; えり; 桝網; 張切り網
- 壺中の天地 こちゅうのてんち 〔後漢の費長房が,市中で薬を売る老翁が売り終わると,店頭に懸けた壺中に入るのを楼上から見た。長房は老人に頼んで壺中に入ったところ,宮殿楼閣をなし,山海の珍味が満ちていたという「後漢書(方術伝)」の故事から〕 俗界と切り離された別天地。酒を飲んで俗世間を忘れる楽しみ。別世界。仙境。壺中の天。
- 壷型簗 ガラス瓶; 水差し; 壷型梁
- 壺井 つぼい 姓氏の一。
例文
- 壺の中にもう一つ壺が入っている設計です
- 壺の中にもう一つ壺が入っている設計です
- 室町時代に作られた 古備前の壺は...
- あの水の浸み出してる 壺は何だと思う?
- あの水の浸み出してる 壺は何だと思う?
- ブース 彼が生きてるなら 骨壺の中は?
- 黒い大壺の形に王の悪霊は閉じ込められた
- 滝壺の「aimストーカー」は便利だけど
- 壺毒の術には 大量の肉体が必要となる。
- 壺を城壁からスタニスの艦隊へ放つ計画だ