日の脚・日の足 意味
読み方:
意味携帯版
- ひのあし
(1)「日脚(ヒアシ){(1)}」に同じ。
「まだ―も南へと/浄瑠璃・卯月の紅葉(上)」
(2)「日脚(ヒアシ){(2)}」に同じ。
「―のわづかに見えて/蜻蛉(上)」
- 生日の足日 いくひのたるひ 活気があり,満ち足りた日。 「八十日日(ヤソカビ)はあれども,今日の―に/祝詞(出雲国造神賀詞)」
- 馬の脚・馬の足 うまのあし ⑤ (1)歌舞伎で,作り物の馬の中にはいって脚になる役。二人ではいり,それぞれ前脚・後ろ脚となる。 (2)〔馬の脚にしかなれないという意から〕 下級の役者。また,へたな役者。
- 一日の 昼の
- 日のべ 延期すること
- 日の下 ひのした (1)あめのした。天下。世界。この世。 「―に住し給ふ諸の神の/盛衰記 39」 (2)手紙などの日付の下。[ロドリゲス]
- 日の中 ひのうち ◎ 太陽が出ている間。ひるま。にっちゅう。
- 日の丸 ひのまる ◎ (1)太陽をかたどった丸。古くから,赤色や金色の丸の図様で扇や船印などに用いられた。 「―扇」 (2)「日の丸の旗」の略。
- 日の入 日暮; 日没; 夕方; 日の入り; 入りがた; 暮方; 逢魔が時; 日の暮れ; 夕; サンセット; 日の暮; 王莽が時; 日の出; 日暮れ; 黄昏; 夕暮れ; 暮れ; 薄暮; 入相; 入方; 夜明け; 入り相; 暮れ方; 夕陽; 入り方; 夕刻
- 日の出 ひので ◎ (1)朝,日が東の空に現れ出ること。また,その時刻。天文学的には,太陽の上縁が東の地平線に接する時。 ⇔日の入り (2)朝日の昇るように勢いの盛んなこと。 「当時―のお二人が/人情本・辰巳園 4」 ――の勢(イキオ)い 昇る朝日のように勢いが盛んであること。 ; ひので 東京都西部,西多摩郡の町。多摩川支流の平井川流域を占める山林地帯。観光・保養地。
- 日の宮 ひのみや 高天原にある天照大神(アマテラスオオミカミ)の住む宮殿。また,その子孫である天皇の住む御殿。皇居。 「天照る国の―の聖(ヒジリ)の御子ぞ/続後紀(嘉祥二)」
- 日の暈 ひのかさ 「にちうん(日暈)」に同じ。
- 日の暮 薄暮れ; 火点し頃; 入相; 昏黄; 夕闇; 薄暮; 火点頃; 火点しごろ; 暮合い; 入り方; 暮合; 暮れ方; 夕まぐれ; 日の入; 片夕暮れ; 入り相; 夕間暮れ; 日の暮れ; 逢魔が時; 火ともし頃; 入りがた; 日の入り; 夕ぐれ; 夕方; 灯点し頃; 日没; 暮れ; 片夕暮; 黄昏; 黄昏時; 夕べ; 入方; 夕刻; 夕陽; 暮れ合い; 暮れ暮れ; 火灯し頃; 夕やみ; 夕; 夕暮
- 日の本 ひのもと 〔日の出る本の意〕 日本の異名。 「―の末の世に生まれ給ひつらむ/源氏(若紫)」
- 日の横 ひのよこし 南北。また,南北に通じる道。 「東西を日の縦(タタシ)とし,南北を―とす/日本書紀(成務訓)」
- 日の烏 ひのからす 太陽にすむという三本足の想像上の烏。転じて,太陽の異名。 「暮れては明くる―かうたる海(ワダ)の原/浄瑠璃・平家女護島」