染みる 意味
- じみる
〔動詞上一段活用〕
名詞に付く。
(1)それがしみついて汚くなる意を表す。
「汗―・みる」「あか―・みる」「油―・みる」
(2)いかにもそういう様子に感ぜられる,そういうふうに見えるという意を表す。
「所帯―・みる」「年寄り―・みる」「子供―・みる」
- 垢染みる あかじみる ④ 垢がついてよごれる。 「―・みた学生服」 〔古くは「あかじむ」で四段活用〕
- 子供染みる こどもじみる ⑤ (大人が)子供のように見える。子供っぽい。 「―・みた振る舞い」
- 年寄(り)染みる としより-じ・みる [6] 【年寄(り)染みる】 (動マ上一)年寄りらしい様子や考え方になる。「―・みたことを言う」
- 年寄{(}り{)}染みる としよりじみる ⑥ 年寄りらしい様子や考え方になる。 「―・みたことを言う」
- 年寄{(り)}染みる としよりじみる ⑥ 年寄りらしい様子や考え方になる。 「―・みたことを言う」
- 所帯染みる しょたいじみる ⑤ 言動に所帯の苦労がにじんでいる。 「―・みたことをいう」
- 業染みる ごうじみる 〔近世江戸語〕 世俗にすっかりなじむ。 「なるほどお前まだも―・みないぞ/歌舞伎・四谷怪談」
- 汗染みる あせじみる ④ 衣服などが汗で汚れる。 「―・みたシャツ」
- 油染みる あぶらじみる ⑤ 油や体の脂肪分がしみついて,よごれる。 「―・みた襟」
- 田舎染みる いなかじみる ⑤ 言動・服装などが田舎風である。 「―・みた服装」
- 脂染みる 油染みる
- 芝居染みる しばいじみる ⑤ 「芝居がかる」に同じ。 「―・みた言い方」
- 身に染みる 身にしみる; 身に沁みる
- 染みる・沁みる・浸みる・滲みる しみる ◎ (1)液体が,繊維の間や物の割れ目をつたって広がる。《染・浸・滲》「インクが―・みる紙」「雨が壁に―・みる」「汗の―・みたハンカチ」 〔しみ出る場合は「滲みる」と書くことが多い〕 (2)液体や気体などの刺激で,刺すような痛みを感じる。比喩的にも用いる。《染・沁》「冷たい水が歯に―・みる」「寒さが身に―・みる」「目に―・みるような新緑」 (3)心などに深く感じる。《染・沁》「
- 気狂い染みる 気違いじみる; 気狂いじみる; 気違い染みる
例文
- わしゃあ サンプーが 目に染みるでのう。
- あたい好みの演歌みたい。 染みるね...。
- あたい好みの演歌みたい。 染みるね...。
- ソースが目に染みる うっ
- 自然と心に染みるような
- そして 胸に染みる
- 《君麻呂:大蛇丸様のチャクラが 頭蓋を通して骨身に染みる。
- 身に染みるだろ
- ②心に染みるように十分に満足した状態。
- 起きた男は目や鼻に染みると騒ぎ立てる…。