漢学派 意味
読み方:
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- かんがくは ◎
漢学{(2)}の学派。江戸時代の新注・古義学・古文辞学などに抗して興った太宰春台・狩谷棭斎(カリヤエキサイ)らの学派をさす。
- 漢学 かんがく ◎ (1)中国の学術,主として儒教経学を研究する学問の日本での総称。現代中国に関するものは含まない。 (2)中国で,宋学に対して,漢代訓詁学に基礎をおく清朝の考証学をいう。
- 学派 がくは ①◎ 学問上の流派。 「ヘーゲル―」
- 漢学者 かんがくしゃ ③④ 漢学{(1)}の学者。
- 九学派 きゅうがくは ③ 中国,戦国時代の九種の学派。「漢書(芸文志)」に見え,儒家・道家・陰陽家・法家・名家・墨家・縦横家・雑家・農家をいう。九家。九流。
- 古学派 こがくは ⇒古学(1)
- 小―学派 しょう-ソクラテスがくは セウ― 【小―学派】 (minor Socratics) ソクラテスの弟子たちの創始した学派のうち,メガラ・エリス・キニク・キュレネの四学派をいう。
- 新―学派 しん-カントがくは 【新―学派】 ((ドイツ) Neukantianer) 一九世紀後半からドイツを中心に興ったカント批判哲学の復興運動。科学的認識,文化の批判・基礎づけを主要な課題とする。認識論・科学批判を課題としたマールブルク学派(コーエン・ナトルプ・カッシーラーら)と,文化科学・価値哲学を論じた西南ドイツ学派(ウィンデルバント・リッケルトら)があり,日本の講壇哲学の形成に大きな影
- 西南―学派 せいなん-ドイツ-がくは [8] 【西南―学派】 新カント学派の一。西南ドイツ(バーデン地方)で活躍したウィンデルバント・リッケルト・ラスクなどが代表者。西南学派。バーデン学派。
- 青年―学派 せいねん-ヘーゲル-がくは [9] 【青年―学派】 ((ドイツ) Junghegelianer) ヘーゲル死後分立したヘーゲル学派のうち左派の称。ヘーゲルによる宗教の合理化・人間化を徹底した。バウアー・フォイエルバッハ・シュティルナーなどのほか,マルクスも入る。
- ストア学派 ストアがくは; ストイック
- 制度学派 せいどがくは ④ アメリカで一九世紀末から二〇世紀初頭にかけて形成された経済学の学派。経済現象を慣習の体系である制度とみなし,その進化をとらえようとする立場。T =ベブレン・ J = R =コモンズ・ W = C =ミッチェルらが代表的。
- 北欧学派 ほくおうがくは ⑤ 経済変動の動的過程の考究を主眼におく経済学の学派。スウェーデンの諸大学を活動の中心とし,自然利子率と市場利子率の不一致による物価の累積的変動理論を唱えたウィクセルと,購買力平価説を唱えたカッセルが代表的。スウェーデン学派。ストックホルム学派。
- 古文辞学派 こぶんじがくは 荻生徂徠とその弟子の服部南郭・太宰春台・山県周南らの一派。蘐園(ケンエン)学派。徂徠学派。