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蛸頭巾 意味

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  • たこずきん ③④
    頭頂部を丸く作った頭巾。

  • 頭巾    ずきん ② (1)防寒のために用いる,頭部を覆う布製袋状のかぶりもの。丸頭巾・角(スミ)頭巾・焙烙(ホウロク)頭巾・御高祖(オコソ)頭巾などのほか,防災用のものもある。﹝季﹞冬。《赤―人甘んじて老いけらし/正岡子規》 (2)山伏のかぶりもの。 →ときん (3)家紋の一。{(1)}を図案化したもの。 ――と見せて頬(ホオ)かぶり 表面のみを立派にみせかけて,内容は粗末であることのたと
  • 丸頭巾    まるずきん ③④ 縁を縫い縮めて丸く作った頭巾。僧・老人などがかぶった。炮烙頭巾。大黒(ダイコク)頭巾。
  • 兜頭巾    かぶとずきん ④⑤ 江戸時代,武士が火事装束の時にかぶった頭巾。兜に似て,羅紗(ラシヤ)の錏(シコロ)を付けたもの。
  • 叺頭巾    かますずきん 叺のような形をした頭巾。
  • 枡頭巾    ますずきん ③④ 枡のような四角い頭巾。
  • 毛頭巾    けずきん ② 毛皮の頭巾。老人のかぶりもの。
  • 猫頭巾    ねこずきん ③④ 火事頭巾の一。紺木綿の刺し子。目だけが出るようにしたものもある。
  • 絹頭巾    きぬずきん ③ 絹布でやや平たい円筒形に作り,頭が全部はまるようにした,錣(シコロ)のない頭巾。
  • 苧頭巾    からむしずきん ⇒苧屑頭巾(ホクソズキン)
  • 袖頭巾    そでずきん ③④ 着物の袖の形をした頭巾。袖口から顔を出してかぶる。髪の形を損なわないので主に女性が用いた。御高祖(オコソ)頭巾の原形。
  • 角頭巾    かくずきん ⇒すみずきん(角頭巾) ; すみずきん ③④ 後方にしころのようなたれのある頭巾。寛永年間(1624-1644)に流行し,主に医師・老人・剃髪者(テイハツシヤ)が用いた。かぶったとき両耳の上に角ができることからという。つのずきん。すみぼうし。かくずきん。 ; つのずきん ③④ ⇒すみずきん(角頭巾)
  • 赤頭巾    あかずきん ③ ヨーロッパの昔話。ペローの童話では,赤頭巾と呼ばれる少女が,母親の使いで祖母のもとへ行くが,食い殺した祖母になりすましていた狼(オオカミ)に食べられてしまう。グリム童話にも見え,猟師が狼を退治して二人を助ける挿話が加わる。
  • 錏頭巾    しころずきん ④⑤ 縁に錏をつけた頭巾。宗十郎頭巾など。
  • 錘頭巾    おもりずきん ④⑤ 婦人が前髪から垂らす頭巾。風でひらひらしないように,左右の端に鉛のおもりを入れてある。元禄(1688-1704)頃の女方荻野沢之丞が用い始めたので,沢之丞頭巾ともいう。鉛頭巾。おもり帽子。
  • 長頭巾    ながずきん ③④ 丈(タケ)の長い頭巾。また,しころの長い頭巾。 ; ながときん ③ 修験者の用いる黒布製の頭巾。五尺あるいは八尺ともいい,頭部をすっかりおおって,後ろに長く垂れる。