速度 意味
- そくど ①
(1)物の進む速さ。
「自動車の―」「最高―」
(2)物事の進み具合。
「講義の―を早める」
(3)〔物〕
〔velocity〕
物体の単位時間あたりの位置変化。位置変化は距離だけでなく方向をも含めてベクトルで表されるので速度もベクトル量である。速度の大きさ(絶対値)を速さという。位置変化でない他の量の時間的変化の割合を表すにも速度という語を用いる。例えば,角速度・面積速度・反応速度など。
- 光速度 こうそくど ③ ⇒光速(コウソク)
- 円速度 えんそくど ③ ⇒宇宙速度(ウチユウソクド)(1)
- 初速度 しょそくど ② 運動する物体の,運動を始めた瞬間における速度。
- 加速度 かそくど ③② (1)一定時間についての速度変化の割合。 (2)次第に増していく速さ。 「―がつく」
- 減速度 減速
- 群速度 ぐんそくど ③ 波の速度の一。振動数の異なる波が重なり合ってできた波のかたまりが,時間とともに(形を変えながら)全体として伝わっていく速さ。
- 角速度 かくそくど ③ 質点がある中心点のまわりを運動するときや,剛体がある軸のまわりを回転するときの回転の角度が時間的に変化する割合。
- 速度計 そくどけい ◎③ 速度を測定する計器の総称。一般には,自動車・電車・航空機などの直線的移動速度を対地速度または対気速度として測定するものをさす。スピード-メーター。
- 高速度 こうそくど ③ 非常にはやい速度。高速。
- ビット速度 ビットレート; bps; ビット毎秒
- 位相速度 いそうそくど ④ 波が媒質中を伝わるとき同じ位相の面が進む速度。普通にいう波の速度のこと。 →群速度
- 制限速度 スピードリミット
- 加加速度 躍度
- 加速度原理 かそくどげんり ⑤ 設備投資の水準は産出高の増加額によって決定されるという理論。
- 加速度病 かそくどびょう ◎ 乗り物の速度の変化や動揺に適応できずに起こる病症。乗り物酔い。
例文
- 我々は制限速度を守らなくてはならない。
- 彼は車の速度を上げて私を追い越した。
- パトカーがかなりの速度で走っていた。
- 光の速度は音の速度よりずっと大きい。
- 光の速度は音の速度よりずっと大きい。
- 光の速度は毎秒約18万6千マイルである。
- 町では速度は50キロに制限されています。
- その急行列車は次第に速度を上げた。
- 速度のだし過ぎは事故のもとになる。
- 速度を測定する方法はいくつかある。