酢蛸 意味
- 酢薑 すはじかみ 狂言の一。薑売りと酢売りとが,互いに系図を語り合って優劣を争うが決着がつかず,果ては秀句くらべとなる。
- 酢蓮根 すれんこん ② 酢蓮(スバス)。
- 酢豆腐 すどうふ ② 〔知ったかぶりをする人が腐った豆腐を食べて,これは酢豆腐という料理だと負け惜しみを言った落語から〕 知ったかぶりをする人。半可通。
- 酢蓮 すばす ◎ 薄切りの蓮を湯がき,甘酢につけたもの。酢蓮根(レンコン)。
- 酢豚 すぶた ① 中国料理の一。角切りの豚肉に下味をつけて油で揚げたのち,ネギ・タケノコなどといため,甘酢あんをからめたもの。古老肉(クーラオロー)。
- 酢肴 すざかな ② 酢にひたしたさかな。酢の物。
- 酢貝 すがい ① 海産の巻貝。貝殻は球形に近く,殻高25ミリメートル内外。灰黄褐色あるいは緑褐色。蓋(フタ)は石灰質で,酢につけると溶けながらくるくるまわる。肉は食用。潮間帯の岩礁にすむ。本州以南に分布。唐雲貝(カラクモガイ)。
- 酢締め すじめ ◎ 三枚におろした魚の身に塩を振り,水洗いした後に酢に浸すこと。酢殺し。
- 酢酸 オキサロ-さくさん [5] 【―酢酸】 低分子量(一三二・〇七)の生体物質(化学式 C 4 H 4 O 5 )で,TCA 回路の一員。糖や脂肪酸の分解産物と縮合してクエン酸となり,回路の中でいくつかの反応を経て再びオキサロ酢酸になる。また,トウモロコシ・サトウキビなど C 4 植物の光合成のとき最初に生成する物質。
例文
- 「『わしを酢蛸にする』『旨いお方じゃ、蛸をあがれ』。
- 正気に戻った主は、定吉に酢蛸に使う酢を買ってくるように命じ、台所でタバコをふかし始めた。
- 頭にスプリンクラーがあり、タコラに酢をかける酢蛸作戦を得意とする)、ビラゴン(ネズミウナギ (??) の怪物。
- 料理方法として、刺身やタコ焼きの他にはおでんや茹で蛸、たこしゃぶに燻製、酢蛸に塩辛などがあり、現在も需要が高い。
- 愛知県豊田市で行われた調査にて、十本以上の歯の喪失で半分以上の人がもっとも硬い食品の一つとされていた古タクワンや酢蛸を食べることができないことが判明。