顎 意味
- 顎・腭 あぎ (1)うわあご。[和名抄] (2)魚のえら。[新撰字鏡]
- 顎・腭・頤 あご ② (1)人や動物の口の上下にある器官。上顎(ジヨウガク)骨と下顎(カガク)骨から成り,後者が側頭骨と関節をつくることによって,物をかむことができ,また言葉を発するのに役立つ。あぎ。あぎと。 (2)したあご。おとがい。 「―をなでる」「―がはずれる」 (3)ものいい。おしゃべり。 「えらい―ぢやな/滑稽本・膝栗毛 5」 (4)食事や賄いなどのこと。 「―のない寄合不参だらけ
- 顎・鄂・腭 がく ① 動物の口の器官の一部。あご。
- 顎門・顎・鰓 あぎと ◎① 〔「あぎ」はあご,「と」は所・門の意〕 (1)あご。 (2)魚のえら。 (3)「あぐ(鐖)」に同じ。
- 額髪 ひたいがみ ◎ (1)額の部分の髪。前髪。ぬかがみ。 (2)古く,額から,頬の辺りに分けて長く垂らした婦人の髪形をいう。 「顔に―をひきかけつつ/源氏(総角)」
- 額面通り がくめんどおり ⑤ (1)有価証券の表示金額のとおり通用すること。 (2)表現されたとおりの意味。言葉そのまま。 「相手の言葉を―に受け取る」
- 顎が干上がる あごが干上がる
- 額面発行 がくめんはっこう ⑤ 株式や公・社債を額面金額と同じ価格で発行する増資方法。 →時価発行
- 顎で使う あごで使う
- 額面株 がくめんかぶ ③ 定款に一株の金額についての定めがあり,株券に額面の記載されている株式。額面株式。 ⇔無額面株
- 顎の 下顎の
- 額面増資 がくめんぞうし ⑤ 券面額を発行価額とする新株発行による株式会社の増資方法の一。
- 顎ひげ 顎髯; 髭; 顎髭; 頬髯; ひげ; 顎; 触鬚; あご鬚; 頬髭; 頬ひげ; 鬚; 顎鬚
例文
- 彼は顎の骨を折って、歯も何本か折れた。
- 笑いすぎて、顎がはずれそうになった。
- トムにはジョンより長い顎ひげがある。
- あの店のお菓子は美味しくて顎が落ちそう。
- あの長い顎ひげのドイツ人を知っています。
- 少年は少女の顎に軽く触れ、頬にキスをした。
- トムの顎髭はジョンのより長い。
- 彼女は私の顎をひっぱたいた。
- 彼は顎鬚を生やしている。
- 彼女は顎で人を使う。