馬筏 意味
- うまいかだ
流れの速い川や大河を渡るために,何頭もの馬をいかだを組むように並べること。
「―をつくりて泳がせけるに/宇治拾遺 15」
- 馬祖道一 ばそどういつ (709-788) 中国,唐代の禅僧。南嶽懐譲の法を継ぎ,江西に活躍した。百丈懐海は門下の一人。「平常心是道」「即心是仏」などの語が知られる。
- 馬盥 うまだらい ③ (1)馬を洗うための大盥。 (2)生け花で,{(1)}の形をした水盤。 ; ばだらい ② ⇒うまだらい(馬盥)
- 馬簾 ばれん ◎ (1)纏(マトイ)の周囲に垂れ下がっている,革・紙などを細長く切ったもの。 (2)歌舞伎で,四天の衣装の裾などについている房。
- 馬白脳軟化症 白血病性脳軟化症; ポリオ脳軟化症; 脳軟化; 脳症
- 馬籠 まごめ 長野県木曾郡山口村の地名。旧中山道の宿場町。島崎藤村の生地。
- 馬疝痛 疝痛
- 馬糞 ばふん ◎ 馬のくそ。まぐそ。 ; まぐそ ◎ 馬のくそ。ばふん。
- 馬番連勝 うまばんれんしょう ⑤ 競馬の連勝複式の一種。一,二着を馬の番号の組み合わせで当てるもの。馬連(ウマレン)。
- 馬糞海胆 ばふんうに ④② ウニの一種。殻はやや扁平な球形で,直径約4センチメートル。短いとげが密生する。全体暗緑色。生殖巣は最高級の雲丹(ウニ)として賞味される。北海道南部以南に分布。日本特産種。マグソガゼ。
例文
- 宇治川では馬筏(いかだ)を組んで渡河を決行、源頼政らを討ち取った。
- 下野国の武士足利俊綱・忠綱父子はこれに反対し、「騎馬武者の馬筏で堤防を作れば渡河は可能」と主張した。
- 『平家物語』『源平盛衰記』には、義経の搦手軍に属していた重忠が丹党500騎を率い、馬筏を組んで真先に宇治川を押し渡ったが、馬を射られて徒歩になってしまい、同じく馬を流された大串重親がつかまってきたため大力の重忠は重親を掴まえて対岸に放り投げ、重親は徒歩立ちの一番乗りの名乗りを上げたという話がある。