朱筆 意味
- しゅひつ ◎
朱墨用の筆。また,朱墨の書き入れ。
――を入・れる
朱筆で書き入れや訂正などをする。朱筆を加える。朱を入れる。
関連用語
朱硯: しゅけん ◎ ⇒しゅすずり(朱硯) ; しゅすずり ② 朱墨をする,すずり。しゅけん。
朱砂: しゅしゃ ① ⇒辰砂(シンシヤ)(1)
朱紙: 赤い紙
朱珍: 繻珍
朱肉: しゅにく ◎ 印判用の,朱色の印肉。
朱熹: しゅき (1130-1200) 中国,南宋の儒学者。字(アザナ)は元晦(ゲンカイ)・仲晦。号は晦庵・晦翁。朱子・朱文公と尊称される。北宋の周敦頤(シユウトンイ)・程顥(テイコウ)・程頤(テイイ)らの学説を総合して朱子学を大成した。死後,朱子学が儒学の正統とされ,元代以降官学として採用されたため,四書尊重の風など後世に大きな影響を及ぼした。主著「朱文公文集」「四書集注」「資治通鑑綱目」「近思録
朱自清: しゅじせい (1898-1948) 中国の詩人・散文家。本名,朱自華。揚州に育つ。清新明快でヒューマニスティックな詩風で五・四新文学運動後の北京詩壇で活動。詩文集「蹤跡」「背影」など。チュー=ツーチン。
朱点: しゅてん ◎ (1)朱でしるした点。 (2)朱でしるした訓点。
朱舜水: しゅしゅんすい (1600-1682) 中国,明の遺臣。名は之瑜(シユ)。舜水は号。明の再興運動に失敗し,1659年日本に亡命。徳川光圀に招かれ,水戸学に影響を与えた。著「舜水先生文集」など。