益 意味
- えき ◎①
(1)人や世の中の役に立つこと。ためになること。
⇔害
「何の―もない書物」
(2)利益。もうけ。
⇔損
「―のない仕事」
- やく ①
〔呉音〕
「えき(益)」に同じ。
「何の―もない」「命終り侍りなば何の―かは侍らむ/源氏(薄雲)」
例文
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- 公益事業部門の急成長を見込んでいます。
- 売り上げが増えるにつれて収益も上がる。
- 彼はその販売で1万ドルの利益をあげた。
- あなたの批評はいつも私には有益でした。
- 同社の税引き後利益2億ドルを計上した。
関連用語
益益・益・増す増す: ますます ② 〔動詞「ます(増)」を重ねたもの〕 程度がはなはだしくなるさま。なおいっそう。 「―元気です」「―天候が悪くなる」「多々―弁ず」
盈虧: えいき ① 〔「盈」はみちる,「虧」はかける意〕 (1)月が満ちたり欠けたりすること。盈虚。 (2)利益と損失。
盈虚: えいきょ ① (1)月の満ち欠け。盈虧(エイキ)。 「月ノ―/ヘボン」 (2)栄えることと衰えること。栄枯。
益々: 尚以て; 益益; 愈愈; 愈々; 尚もって; 次第に; ますます; 増々; 弥弥; 弥々; 弥; 愈; 加えて; 増増; なお以て
盈盈: えいえい ◎ 水の満ちるさま。物の多量にあるさま。 「財宝―タリ/日葡」
益す: 増加する; 増大する; 増す; 増える; 増殖する; 増さる; 繁殖する; 殖やす; 増益する; 殖える; 加増する; 大きくする; 加える; 増やす
盈満の咎め: えいまんのとがめ 〔後漢書(折像伝)〕 あまりに満ち足りているときは,往々にして災いの生ずるおそれがあるということ。
益する: えきする ③ 人や世の中のためになる。利益を与える。 「何ら―・する所がない」
盈満: えいまん ◎ 十分に満ち足りている・こと(さま)。[日葡]
益人: ますひと ⇒天(アマ)の益人(マスヒト)