スポロポレニンの例文
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- スポロポレニン(sporopollenin)とは、植物由来の有機物。
- これにより、スポロポレニンを細胞壁に含む緑藻類(イカダモなど)と明瞭に区別される。
- 花粉は単細胞ながら、スポロポレニンという極めて化学的に安定な物質から構成されており、微化石として残りやすい。
- この細胞壁は紫外線で励起されて蛍光を発するほか、赤外分光によってスポロポレニンとは異なったスペクトルを示す。
- 細胞壁はクンショウモと同様に二層性で、内側はセルロース繊維、外側はスポロポレニン(脂質とフェノールの誘導体からなる強靭な樹脂。
- 花粉?胞子が酸素の供給の少ない条件の中で長い年月を化石として残る事が出来るのは、このスポロポレニンが細胞膜に含まれているからである。
- 当初は、胞子の場合はスポロニン(sporonine)、花粉の場合はポレオニン(polleonin)と名付けていたが、後に区別せずにスポロポレニン(sporopollenin)と呼ぶ事にした。