准ずるの例文
- 他にも猿、あるいはそれに准ずる役回りが多い。
- 房の形は、臨済宗に准ずる。
- 四位以上の服制は勅任に准じ、五位以下は奏任に准ずる。
- しかし、准后とは后に准ずるという意であり、性別に関わらず貴人に授けられた。
- 准后は、太皇太后、皇太后、皇后の三后(三宮)に准ずるという意味を持つ称号のことである。
- なお、ここにいう「准尉」とは、中隊付中尉?同少尉に准ずるという意味であって、階級名ではない。
- 宗良の編集していた和歌集は当初は私的なものであったが、長慶天皇は勅撰集に准ずるように命じた。
- イギリス陸軍では准士官は女王の認証状によって士官に准ずるとされる階級で、米陸軍のような独立した階級では無い。
- 弟テムルの死後、1307年になってカイシャンが即位すると、亡父ダルマバラは順宗昭聖衍孝皇帝と諡され、皇帝に准ずる祭祀を受けた。
- 海軍兵学校は兵科上級将校になるためには絶対に通らなければならない学校であったが、東京帝国大学等の成績優秀な学生で海軍委託生になれば、海軍に籍を置き士官に准ずる給与支給があり、卒業後は技術将校の地位が約束された。
- 伊周の称した儀同三司とは、中国の隋唐両代において、開府儀同三司と呼ばれ従一品の文官が帯びる散官で、特に職掌はなかったが、日本では、「儀礼の格式は三司に同ず」という本義に戻し、「三公」こと太政大臣?左右大臣に准ずる者という意であったため、鎌倉期に堀河基具(1232年 - 1297年)が任ぜられて以降、「儀同三司」は准大臣の唐名として定着した。