手ずからの例文
- また、嫉妬のあまり手ずから数人を殺した。
- その手ずから淹れてくれるお茶(通称父茶)は死ぬほどまずい。
- 天和元年;藩主島津綱貴が手ずから加冠して元服し、兵十郎と称す。
- その手ずから淹れてくれるお茶(通称"父茶")は死ぬほど不味い。
- 計画を順調に進めていた潘濬は、百官を集めた席上を利用し、呂壱を手ずからに斬り殺そうと計画。
- 洋の東西を問わず、広く木版印刷や活版印刷術が普及する以前、本は手ずから書き写すものであった。
- 皇后は親王のために好物の豆腐料理を手ずから用意していたが、親王が皇后の手料理を口にすることはなかった。
- 天皇は斎宮として都を旅立つ皇族の少女を見送る儀式で、「別れの櫛」を手ずから髪に挿し別れの言葉をかけた。
- 『新撰雙陸独稽古』を著した際にも、彼は盤双六の古い形状を再現して手ずから作成し、販売することを試みている。
- 御製(ぎょせい)とは、天皇や皇帝、また皇族が手ずから書いたり作ったりした文章(政令の類は除く)?詩歌?絵画などをいう。
- 斎宮を迎えた天皇は斎宮の額髪に手ずから黄楊の櫛を挿し、御世の末長い栄えを願う意味で「都の方におもむきたもうな」と告げる。
- ラフマニノフは自作のピアノ曲を手ずから初演するのが常であったが、本作は初演しておらず、さしあたって初演の年代や日時も判明していない。
- 普通「千尋、千尋」と唱えながら髪を削いでやるのは父か兄の役目だが、紫の上と光源氏のように婚約者が手ずから明日の花嫁の髪を整える場合もあった。
- ある日、いくら笛を吹いて呼んでも娘が家から出てこないため、不思議に思い東の窓から中を伺うと、手ずからご飯を器に盛って食べている娘の姿が見えた。
- 反乱軍の若いトルコ人貴族は残虐な方法で死に処せられた(ムラトは青年貴族の父達に手ずから息子達の処刑を行わせ、拒否した者は親子共々処刑したという)。
- 夕方になると、皇后は待機していた侍臣らのもとへ赴き、手ずからその髪を切り「明日の論功行賞で、あなた方がここにいたことを、この切られた髪で示しなさい。
- たいていは一人の歌い手が、携行可能な楽器(リュートやギターなど)を手ずから弾きつつ熱唱する、というパターンはあるが、特定の音楽形式が存在するわけではない。
- 白人から土地や奴隷を与えられ、農園やプランテーションを所有し、米、綿花および砂糖などを手ずから栽培していたが、当時の白人と同様に奴隷の脱走には悩まされていた。
- さらに、彼が顧客向けに手ずから作成したホロスコープ(出生星位図)にしても、既に公刊されていた他の占星術師の星位図を下敷きにしたものであり、自身で星位の計算を行っていたわけではないようである。