あとに 意味
- あとに従う あとを追いかける; 追う
- あとにぎわし 【後賑はし】 旅立ちを見送ったり嫁入り行列を出したあと,行く人の平安を祈り,また残った人を慰める気持ちで親類縁者などが催す酒宴。あとにぎわい。あとにぎやかし。 「行く春の―か遅桜/犬子集」
- あとについて来る ついて来る; ついて行く; あとについて行く
- あとについて行く あとについて来る; ついて来る; ついて行く
- あと 【阿堵】 「阿堵物(アトブツ)」の略。 ; 【跡・迹】 〔「足(ア)所(ト)」の意〕 (1)足で踏んだ所や車の通り過ぎた所に残るしるし。 「廊下に足の―が残る」「車輪の―」 (2)ある事が行われた,あるいは存在したことを示す証拠。また,その場所。 「苦労の―が見える」「手術の―」「古い都の―」 〔建造物には「址」,傷などには「痕」とも書く〕 (3)人の残したもの。(ア)定ま
- あと-あと [0] 【後後】 将来。のちのち。「―困ることになる」
- ことに 【殊に】 〔形容動詞「異(コト)」の連用形「異に」から〕 (1)とりわけ。特別。 「この子は―甘いものが好きだ」「今年は作柄が―よくない」 (2)(打ち消しの語を伴って)とりたてて。たいして。あまり。 「―変わったところもない」 (3)その上。加えて。 「この御政道正しい御世に,―見れば御人体でござるが/狂言・雁礫(虎寛本)」
- ごとに 【毎に】 ⇒ごと(毎)
- つとに 【夙に】 (1)以前から。早くから。 「御高名は―うかがっておりました」「―名高い」 (2)幼時から。若い時から。 「―学問に志す」 (3)朝早く。 「―行く雁の鳴く音(ネ)は/万葉 2137」
- とにち 【渡日】 日本にやって来ること。来日。
- とにに 【頓に】 〔「とに」は「頓」の字音「とん」の「ん」を「に」と表記したもの〕 にわかに。急に。 「かぜなみ,―やむべくもあらず/土左」
- とに-かく [1] (副) (「とにかくに」の転) (1) いろいろ事情があるにしても,それはさておいて。なんにしても。いずれにしても。ともかく。とにもかくにも。「―やってみよう」 (2) それは別にして。さておき。「それは―(として),あの話はどうなった」「君は―,彼はだめだ」 (「兎に角」とも書く)
- もとに 【望東尼】 ⇒野村(ノムラ)望東尼
- あとあと 【後後】 将来。のちのち。 「―困ることになる」
例文
- 仕事を終えて私はオフィスをあとにした。
- 朝食のあとにコーヒーを飲みたくない。
- みんな一緒に私のあとについて読みなさい。
- 藤さんがあとに4人の子を残して死にました。
- 洪水のあとに粘土の層が残った。
- 私たちの内残りの者はあとに残ることになっている。
- 部下は彼のあとに続いた。
- 5月は4月のあとにくる。
- あとになって初めて、それをやった理由を彼は説明した。
- 一生懸命働いたあとに休息を取るほど楽しいことはない。