简体版 繁體版
登録 ログイン

あら-の 意味

読み方:

意味モバイル版携帯版

  • [0] 
    【荒野・曠野】

    雑草が生い茂って荒れた野。あれの。

  • あらい-の-せき    アラヰ― 【新居の関】 1601年,新居に設けられた関所。江戸時代を通じて幕府および豊橋城主の厳重な管理で知られた。今切(イマギレ)の関。
  • あらがき-の     【荒垣の】 (枕詞) 垣は物を隔てるところから,「よそ」にかかる。「里人の言寄せ妻を―よそにや我(ア)が見む/万葉 2562」
  • あらがね-の     【粗金の】 (枕詞) 「つち」にかかる。「―つちにしては素戔嗚尊(スサノオノミコト)よりぞ起こりける/古今(仮名序)」
  • あらき-の-みや     【殯の宮】 遺体をしばらく安置しておくための仮の宮殿。もがりのみや。ひんきゅう。「―に坐(マ)せて/古事記(中訓)」
  • あらき-の-ゆみ     【荒木の弓】 荒木で作った弓。「―のいまだ削りをさめざるを押し張つて/盛衰記 22」
  • あらし-の-かぜ     【嵐の風】 山から吹き下ろす強い風。「逢坂の―は寒けれど/古今(雑下)」
  • あらたえ-の    ―タヘ― 【荒妙の・荒栲の】 (枕詞) 「藤原」「藤井」「藤江」など「藤」のつく地名にかかる。「―藤原がうへに/万葉 50」
  • あらたま-の     【新玉の・荒玉の】 (枕詞) 語義・かかり方未詳。「年」「月」「日」「春」などにかかる。「―年経(フ)るまでに/万葉 443」
  • あらち-の-せき     【愛発関】 愛発山あたりにあった古関。近江と越前の境にあたり,北陸道の要衝。鈴鹿・不破とともに三関と呼ばれたが,789年廃止。
  • すが-の-あらの     【須賀の荒野】 信濃(シナノ)国にあった原野。所在地については諸説あるが未詳。((歌枕))「信濃(シナヌ)なる―にほととぎす鳴く声聞けば時過ぎにけり/万葉 3352」
  • の-あらし     [2] 【野荒らし】 (1) 田畑の作物を荒らしたり,盗んだりすること。また,その人や獣など。 (2) 特に,イノシシの別名。
  • よわ-の-あらし    ヨハ― 【夜半の嵐】 (連語) (1) 夜ふく嵐。 (2) (親鸞上人の歌「明日ありと思ふ心のあだ桜夜半に嵐の吹かぬものかは」(親鸞上人絵詞伝)から) 思いがけず起こる出来事のたとえ。また,明日のことは頼みにならない,人生は無常であることのたとえ。
  • あらうみ-の-そうじ    ―サウジ 【荒海の障子】 清涼殿の東の広庇(ヒロビサシ)の北端にあった襖(フスマ)障子。表に荒海の浜にいる手長足長の図,裏に宇治の網代(アジロ)に氷魚(ヒオ)をとる図が墨で描かれる。あらうみのしょうじ。 清涼殿
  • あらし-の-たいよう    ―タイヤウ 【嵐の大洋】 月面の海につけられた地名の一。月面の「海」という平坦な地形のうち,最も広大なので特に「大洋」と名づけられた。
  • あらにこ-の-はらえ    ―ハラヘ 【荒和の祓】 (神祇官から奉る荒栲(アラタエ)の衣を荒世(アラヨ),和栲(ニキタエ)の衣を和世(ニコヨ)ということから) 夏越(ナゴシ)の祓の別名。