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うた-かた 意味

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  • [0] 
    【唄方】

    長唄など,歌唱と楽器伴奏が分業になっている歌物の三味線音楽で,歌唱を専門とする人。

  • かた-うた     [2] [0] 【片歌】 (二つ組み合って完全になる歌の片方の意) (1) 古代歌謡の一体。五・七・七の三句で一首をなす歌で,多くは問答に用いた。二つ合わせると旋頭歌(セドウカ)の形となる。「はしけやし我家(ワギエ)の方よ雲居立ち来も/古事記(中)」の類。 (2) 江戸時代の俳人建部綾足が,俳諧の起源を{ (1) }に求めて提唱した一九音(五・七・七)の発句形式。
  • うたかた    【泡沫】 (1)水面にできるあわ。みなわ。 「淀みに浮ぶ―はかつ消えかつ結びて/方丈記」 (2)消えやすくはかないことのたとえ。 「―の恋」 ; 【唄方】 長唄など,歌唱と楽器伴奏が分業になっている歌物の三味線音楽で,歌唱を専門とする人。
  • うたかたの    【泡沫の】 泡が消えやすいところから「消ゆ」に,また浮かぶところから「浮き」「憂き」にかかる。 「―消えてはかなき世を頼む哉/後撰(恋五)」
  • うたかた-の     【泡沫の】 (枕詞) 泡が消えやすいところから「消ゆ」に,また浮かぶところから「浮き」「憂き」にかかる。「―消えてはかなき世を頼む哉/後撰(恋五)」
  • うたかた-びと     【泡沫人】 (1) 水のあわのように,はかなく消えやすい命をもった人。「―は息消えて,帰らぬ水の泡とのみ散りはてし/謡曲・夕顔」 (2) 愛人。恋人。「―を忍ばざらめや/源氏(真木柱)」
  • かたうた    【片歌】 〔二つ組み合って完全になる歌の片方の意〕 (1)古代歌謡の一体。五・七・七の三句で一首をなす歌で,多くは問答に用いた。二つ合わせると旋頭歌(セドウカ)の形となる。「はしけやし我家(ワギエ)の方よ雲居立ち来も/古事記(中)」の類。 (2)江戸時代の俳人建部綾足が,俳諧の起源を{(1)}に求めて提唱した一九音(五・七・七)の発句形式。
  • うたかたびと    【泡沫人】 (1)水のあわのように,はかなく消えやすい命をもった人。 「―は息消えて,帰らぬ水の泡とのみ散りはてし/謡曲・夕顔」 (2)愛人。恋人。 「―を忍ばざらめや/源氏(真木柱)」
  • うた    【歌・唄・詩】 (1)言葉に旋律やリズムをつけて,声に出すもの。また,その言葉。《歌・唄》「―を歌う」「はやり―」 (2)和歌。特に,短歌。《歌》「―を詠む」 (3)近代・現代の詩。《詩》「初恋の―」 ――と読み 〔歌ガルタと読みガルタとがあることから〕 (1)物事には表と裏があり,一長一短がある。 「屋根舟に簾(スダレ)おろして―/柳多留拾遺」 (2)損得を考えて,得のある方
  • かた    【方】 ※一※ ② (名) (1)方向。方位。 「東の―,三〇里」「職(シキ)の御曹司を―悪(ア)しとて/枕草子 161」 (2)〔「北の方」のように,貴人を呼ぶのに居所の方角を用いたところから〕 人を敬っていう語。 「あの―は,よい―です」「男の―」 (3)ところ。場所。 「道なき―」「黒羽の館代浄坊寺なにがしの―におとづる/奥の細道」 (4)(多く下に打ち消しの語を伴って
  • かた-かた     【堅堅】 (副) (「かたがた」とも) (1) 透き間なく詰まっていて崩れにくいさま。「桟敷をも―と打廻して/申楽談儀」 (2) 確かなさま。「三十三間堂にて相待つべしと,―極めて/浮世草子・新色五巻書」
  • うたうたい    【歌歌い・歌唄い・歌謡い】 (1)歌をうたう人。歌手。 (2)歌舞伎で,長唄をうたう者。 (3)謡をうたうのを専門にしている人。
  • うた-うたい    ―ウタヒ [3] 【歌歌い・歌唄い・歌謡い】 (1) 歌をうたう人。歌手。 (2) 歌舞伎で,長唄をうたう者。 (3) 謡をうたうのを専門にしている人。
  • かたかた    【片方・片片】 (1)二つあるうちの一方。かたほう。かたつかた。 「この川,つつみのかたはいと深くて―は浅ければ/十六夜」 (2)かたすみ。かたわら。 「―へ行きてさうぞきて/宇治拾遺 5」 ; 【堅堅】 〔「かたがた」とも〕 (1)透き間なく詰まっていて崩れにくいさま。 「桟敷をも―と打廻して/申楽談儀」 (2)確かなさま。 「三十三間堂にて相待つべしと,―極めて/浮
  • かたつかた    【片つ方】 (1)二つ一組のもののどちらか一方。片一方。片側。 「御手,―をばひろげたるやうに/更級」 (2)いま一つの方。他方。 「きびしき―(=本妻)やありけむ/堤中納言(このついで)」 (3)かたすみ。かたはし。 「御たたう紙の―に/源氏(空蝉)」
  • かた-つ-かた     【片つ方】 (1) 二つ一組のもののどちらか一方。片一方。片側。「御手,―をばひろげたるやうに/更級」 (2) いま一つの方。他方。「きびしき―(=本妻)やありけむ/堤中納言(このついで)」 (3) かたすみ。かたはし。「御たたう紙の―に/源氏(空蝉)」