かみなづき 意味
- 【神無月】
〔「かむなづき」「かんなづき」とも〕
陰暦一〇月の異名。
〔「な」は「の」の意の格助詞で,神の月,の意という。後世,「無」の意に解釈して,八百万(ヤオヨロズ)の神々が出雲大社に集まり,他の地には不在になる月とする俗説がある〕
→神有月(カミアリヅキ)
- あお-みなづき アヲ― 【青水無月】 (草木の青々と茂る水無月の意) 陰暦六月の異名。
- みなづき 【水無月・六月】 〔「な」は格助詞「の」で,水の月の意。田に水を引く月の意という〕 陰暦六月の異名。﹝季﹞夏。
- みなづきえ 【水無月会】 六月四日,最澄の命日に延暦寺で行われる法会。長講会(チヨウコウエ)。
- みなづき-え ―ヱ [4] 【水無月会】 六月四日,最澄の命日に延暦寺で行われる法会。長講会(チヨウコウエ)。
- あおみなづき 【青水無月】 〔草木の青々と茂る水無月の意〕 陰暦六月の異名。
- みなづき-ばらえ ―バラヘ [5] 【水無月祓】 「夏越(ナゴ)しの祓(ハラエ)」に同じ。 [季] 夏。
- かみな-づき [3] 【神無月】 (「かむなづき」「かんなづき」とも) 陰暦一〇月の異名。 (「な」は「の」の意の格助詞で,神の月,の意という。後世,「無」の意に解釈して,八百万(ヤオヨロズ)の神々が出雲大社に集まり,他の地には不在になる月とする俗説がある) 神有月
- みなづきばらえ 【水無月祓】 「夏越(ナゴ)しの祓(ハラエ)」に同じ。﹝季﹞夏。
- なづき 【名付き・名簿】 自分の官位や姓名を記した文書。家臣や門人などになるときに差し出した。 「兼輔朝臣の家に―を伝へさせ侍りけるに/後撰(雑二詞)」
- うなづき 【宇奈月】 富山県北東部,黒部川の下流域にある温泉町。電源開発とともに発展した。
- かんなづき 【神無月】 〔「かみなづき」の転〕 陰暦一〇月の異名。神去り月。﹝季﹞冬。 →神無月(カミナヅキ) →神有月(カミアリヅキ)
- うのはなづき 【卯の花月】 陰暦四月の異名。
- たちばなづき 【橘月】 陰暦五月の異名。
- おみな-かみなが ヲミナ― 【女髪長】 (斎宮の忌み詞) 尼。 [延喜式(斎宮寮)] かみなが
- かみあり-づき [4] 【神有月・神在月】 (出雲国(今の島根県)で) 陰暦一〇月の異名。 [季] 冬。 神無月