けいもう 意味
- 【啓蒙】
人々に新しい知識を与え,教え導くこと。
「庶民を―する」
- けいもう-てき [0] 【啓蒙的】 (形動) (1) 人々に新しい知識を与え,教え導こうとするさま。 (2) 初学者向きにわかりやすく教えるさま。「―な本」
- けいもうてき 【啓蒙的】 (1)人々に新しい知識を与え,教え導こうとするさま。 (2)初学者向きにわかりやすく教えるさま。 「―な本」
- けいもう-しそう ―サウ [5] 【啓蒙思想】 一八世紀フランスを中心としてヨーロッパ全域に広がった革新的思想。キリスト教会などの伝統的権威から解放された理性の使用を公衆に促し,人類の普遍的進歩を図った。フランスではデカルト的体系への批判を伴った。フランスのボルテール・百科全書派,イギリスのロック・ヒュームが代表。啓蒙主義。
- かんけいもうそう 【関係妄想】 他人の何でもない言葉や周囲の出来事に,特別な意味付けを行い,自己と関係づける妄想。
- けいもうしそう 【啓蒙思想】 一八世紀フランスを中心としてヨーロッパ全域に広がった革新的思想。キリスト教会などの伝統的権威から解放された理性の使用を公衆に促し,人類の普遍的進歩を図った。フランスではデカルト的体系への批判を伴った。フランスのボルテール・百科全書派,イギリスのロック・ヒュームが代表。啓蒙主義。
- さいもうないひ-けい サイマウナイ― [0] 【細網内皮系】 古い赤血球や病原菌などを貪食し,消化する防御組織系。
- さんがくけいもう 【算学啓蒙】 数学書。中国,元の朱世傑(シユセイケツ)著。三巻。1299年刊。朝鮮で重刊され,文禄・慶長の役の頃,日本にも伝えられ,和算の発展に大きな影響を与えた。
- あいこく-けいもううんどう 【愛国啓蒙運動】 二〇世紀初め,朝鮮において,日本の侵略に反対して,教育・産業の発達によって自国の富強と国権の回復をはかろうとする運動。大韓協会や新民会などの組織が結成され,活発な啓蒙活動が行われ,各地に自主的な私立学校が設立されたが,日本の弾圧により終息させられた。
- けいもう-せんせい-くんしゅ [9] 【啓蒙専制君主】 一八世紀ヨーロッパにおいて,啓蒙思想の影響下に後進的な自国の近代化を推進した専制君主。プロイセンのフリードリヒ二世,ロシアのエカテリーナ二世が代表的。
- さいもうないひけい 【細網内皮系】 古い赤血球や病原菌などを貪食し,消化する防御組織系。
- ほんぞうこうもく-けいもう ホンザウカウモク― 【本草綱目啓蒙】 小野蘭山の「本草綱目」の講義筆記を孫小野職孝(モトタカ)や門人が整理刊行した書。四八巻。1803年刊。「本草綱目」の順序に従い多年の群籍の研鑽と実地調査観察による自己の見解を示す。日本の博物学に貢献。
- いもうと 【妹】 〔「いもひと」の転〕 (1)同じ親から生まれた年下の女。 ⇔姉 (2)弟の妻。あるいは夫や妻の妹{(1)}。義妹。 (3)男が同腹の女のきょうだいをいう語。姉にも用いた。いも。 「―の君(=姉ノ空蝉)の事も,くはしく問ひ聞き給ふ/源氏(帚木)」
- いもうとご 【妹御】 他人の妹に対する敬称。お妹さん。
- いもうと-ご [4] 【妹御】 他人の妹に対する敬称。お妹さん。
- いもうと-ぶん [4] 【妹分】 実の妹ではないが,妹であるような親しい人。妹株。 姉分 「―の芸者」
例文
- (けいもうしゅぎのれきしきじゅつ)では啓蒙時代の歴史記述について解説する。
- 啓蒙思想(けいもうしそう)とは、理性による思考の普遍性と不変性を主張する思想。
- 地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)は、上方落語の演目の一つである。
- 福井市立啓蒙小学校(ふくいしりつけいもうしょうがっこう)は、福井県福井市にある公立小学校。
- 啓蒙放送(けいもうほうそう)とは不特定多数の人々や当該施設の利用者にたいし啓蒙するための放送。
- 正面玄関を入ったところを啓蒙所(けいもうじょ)といい、古くは未洗礼者は啓蒙所にのみ入ることを許された。
- 啓蒙時代(けいもう じだい)とはヨーロッパで啓蒙思想が主流となっていた17世紀後半から18世紀にかけての時代のこと。
- 啓蒙礼儀(けいもうれいぎ)では、信徒や啓蒙者(洗礼志願者)への教義の教えが主眼であり、使徒経・福音経の誦読はここで行われる。
- 啓蒙専制君主(けいもうせんせいくんしゅ、Enlightened despotism)とは、主に18世紀後半、プロイセン・オーストリア・ロシアにおいて啓蒙思想を掲げて「上からの近代化」を図った君主をさす。