じつざいきたい 意味
- 【実在気体】
現実に存在する気体。理想気体に対していう。
- じつざい-きたい [5] 【実在気体】 現実に存在する気体。理想気体に対していう。
- じつざい 【実在】 (1)実際に存在すること。 「―の人物」「宇宙人は―するかどうか」 (2)〔哲〕 〔reality〕 現実に在る物や事。思惟されたものや想像・幻覚など,単に主観の生みだしたものとは区別され,客観的に独立して確かに存在するもの。また,事物の真の姿をいう意味で,現実の変転する現象の背後にある究極の実体を意味する場合もある。
- じつざい-せい [0] 【実在性】 主観的観念ないし意識から独立した,客観的・現実的存在のありよう。現実性。 観念性
- じつざい-ろん [3] 【実在論】 (realism) (1) 意識や主観を超えた独立の実在を認め,何らかの意味でそれとかかわることによって認識や世界が成立すると説く立場。唯物論は物質を実在とし,プラトンなど客観的観念論は理念を実在とするが,それぞれ実在論の一つといえる。リアリズム。 観念論 唯物論 普遍に関する実在論としては,「人間」「動物」などの普遍概念に対応する普遍的なものが,個
- じつざいせい 【実在性】 主観的観念ないし意識から独立した,客観的・現実的存在のありよう。現実性。 ⇔観念性
- じつざいろん 【実在論】 〔realism〕 (1)意識や主観を超えた独立の実在を認め,何らかの意味でそれとかかわることによって認識や世界が成立すると説く立場。唯物論は物質を実在とし,プラトンなど客観的観念論は理念を実在とするが,それぞれ実在論の一つといえる。リアリズム。 →観念論 →唯物論 (2)普遍に関する実在論としては,「人間」「動物」などの普遍概念に対応する普遍的なものが,個物とは別に,何
- じつざいこんきょ 【実在根拠】 ある事が起こったり,ある物が存在したりすることの原因。実在理由。存在理由。存在根拠。
- じつざい-こんきょ [5] 【実在根拠】 ある事が起こったり,ある物が存在したりすることの原因。実在理由。存在理由。存在根拠。
- そぼく-じつざいろん [6] 【素朴実在論】 (naive realism) (哲) 事物はただ端的に実在しており,主観の意識や表象はそれを模写するものにすぎないとする考え。 模写説
- ほうじん-じつざい-せつ ハフ― [7] 【法人実在説】 法人は株主に還元されない固有の存在とする説。例えば,法人税と個人所得税の別個課税は二重課税にはならないとされる。
- いきたい 【生き体】 相撲で,力士がもつれて同時に倒れるときに,足のつま先が下を向いており,相手よりも優勢な体勢にあると判断される状態。 ⇔死に体
- がいねんじつざいろん 【概念実在論】 ⇒実在論(ジツザイロン)(2)
- がいねん-じつざいろん [7] 【概念実在論】 実在論
- そぼくじつざいろん 【素朴実在論】 〔naive realism〕 〔哲〕 事物はただ端的に実在しており,主観の意識や表象はそれを模写するものにすぎないとする考え。 →模写説
- ひはんてきじつざいろん 【批判的実在論】 〔critical realism〕 第一次大戦後,ドレーク・ラブジョイなどアメリカの哲学者達が「批判的実在論論集」(1920)で示した主張。人間は客観的実在をそのままに知ることはできず,ただ知覚与件としての性質複合を知るのみであるが,それらを実在物の客観的性質と信じて行動するのであるから,客観的実在は「プラグマティックな」見地から是認されるべきであるとする。
例文
- 実在気体(じつざいきたい)では圧力の増加とともに理想気体の法則からはずれ、圧力と体積の積は一定ではなくなる。