ちゃせんぼう 意味
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意味
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- 【茶筅坊】
男子の茶筅髪(ガミ)。
「髪は本多にあらず,―にあらず/洒落本・辰巳之園」
- ちゃせん-ぼう ―バウ 【茶筅坊】 男子の茶筅髪(ガミ)。「髪は本多にあらず,―にあらず/洒落本・辰巳之園」
- ちゃせん 【茶筅・茶筌】 (1)抹茶をたてる時,泡をたてたり,練ったりするのに用いる竹製の具。10センチメートルほどの竹筒の半分以上を細く割って穂にしたもの。白竹・青竹・煤竹(ススダケ)などを用い,種類が多い。 (2)〔茶筅を売り歩いたからという〕 江戸時代,竹細工などをした人々の称。賤民視されていた。 (3)「茶筅髪(ガミ)」の略。
- ちゃせんし 【茶筅師】 茶筅の製造を業とする人。
- ちゃせん-がみ [0] [2] 【茶筅髪】 (髷(マゲ)が茶筅に似るところから) (1) 男子の髪形の一。室町末頃に始まる。髪を頭頂で束ね,根元から組み緒などで巻き立て,先を巻き残したもの。巻いた部分が柄で,先が穂である茶筅に見える。 (2) 女子の髪形の一。切り髪{ (1) }に似て,髷が茶筅状であるもの。江戸時代,京坂の未亡人が結った。
- ちゃせん-ぎり [0] 【茶筅切り】 野菜の飾り切りの一。両端または一端を残して縦に細かく包丁を入れる切り方。ナス・ゴボウなどに用いる。
- ちゃせん-し [2] 【茶筅師】 茶筅の製造を業とする人。
- ちゃせん-しだ [4] 【茶筅羊歯】 チャセンシダ科の常緑性シダ植物。多く山地の岩上または樹幹上に生える。葉は根茎から叢生(ソウセイ)し,長さ約20センチメートル。葉柄は細く暗褐色。胞子嚢(ホウシノウ)群は広線形で裏面の脈上につく。
- ちゃせん-ずれ [0] 【茶筅擦れ】 茶碗の部分の名。茶をたてるとき茶筅が当たる部分。見所の一つ。また,茶筅が当たって生じたきずをいう場合もある。
- ちゃせん-たて [2] 【茶筅立て】 茶筅を立てておく器具。金属・陶製の印章状のもの。野点(ノダテ)に用いる。
- あぶら-ちゃせん [4] 【油茶筅】 歌舞伎の鬘(カツラ)の一種。梳(ス)き油で固め光沢を出した茶筅髪。
- ちゃせんがみ 【茶筅髪】 〔髷(マゲ)が茶筅に似るところから〕 (1)男子の髪形の一。室町末頃に始まる。髪を頭頂で束ね,根元から組み緒などで巻き立て,先を巻き残したもの。巻いた部分が柄で,先が穂である茶筅に見える。 (2)女子の髪形の一。切り髪{(1)}に似て,髷が茶筅状であるもの。江戸時代,京坂の未亡人が結った。
- ちゃせんぎり 【茶筅切り】 野菜の飾り切りの一。両端または一端を残して縦に細かく包丁を入れる切り方。ナス・ゴボウなどに用いる。
- ちゃせんしだ 【茶筅羊歯】 チャセンシダ科の常緑性シダ植物。多く山地の岩上または樹幹上に生える。葉は根茎から叢生(ソウセイ)し,長さ約20センチメートル。葉柄は細く暗褐色。胞子嚢(ホウシノウ)群は広線形で裏面の脈上につく。
- ちゃせんずれ 【茶筅擦れ】 茶碗の部分の名。茶をたてるとき茶筅が当たる部分。見所の一つ。また,茶筅が当たって生じたきずをいう場合もある。
- ちゃせんたて 【茶筅立て】 茶筅を立てておく器具。金属・陶製の印章状のもの。野点(ノダテ)に用いる。